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辺野古ジュゴン、CGで保護訴え WWFジャパン制作2007年6月21日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

ジュゴンを知ってもらおうとWWFジャパンが制作したCG映像

 世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、生態があまり知られていないジュゴンを多くの人に知ってもらおうと、測量した辺野古・大浦湾の地形データを3次元映像(3D)で表現し、ジュゴンの目から見た海底などのコンピューターグラフィックス(CG)映像を制作した。 CG制作は、国内のジュゴン保護団体が国際機関に働き掛けている「2010年を国際ジュゴン年に」のキャンペーンの一環。15秒、30秒、2分の3種類を制作した。
 透明な海水に太陽の光が差し込む辺野古・大浦湾の海底で、ジュゴンや魚が気持ちよさそうに泳ぐ姿や上空から青い海を表現した映像が流れている。「日本に生き残っているジュゴンは50頭以下」「このままでは絶滅してしまうかもしれません」などの文章を日本語と英語で表示している。
 WWFジャパン広報の町田佳子さんは「一般の人、企業、団体など多くの人に利用してほしい」と呼び掛けた。グループリーダーの花輪伸一さんは「なんとか守ってほしいと願いを込めている」と話した。
 ジュゴンを紹介したポストカードの無料配布(配布を手伝うメッセンジャーも募集)やB2サイズのパネル10枚(写真8枚、説明2枚)も貸し出している。
 WWFジャパンのホームページ(http://www.wwf.or.jp/dugong/)で、30秒版の映像を紹介している。問い合わせは町田さん03(3769)1713。


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