【ワシントン古本陽荘】訪米中の共産党の志位和夫委員長は7日、国務省でメア日本部長と会談した。志位氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「日本のどこにも新しい基地を造るための住民合意は存在しない。解決には無条件撤去しかない」と述べ、代替施設なしの普天間返還を要求。これに対し、メア氏は「海兵隊は抑止力として平和に貢献している。(辺野古沖移設などの)日米合意は沖縄の負担軽減になる」などと反論した。
会見後、記者会見した志位氏は、鳩山由紀夫首相が普天間飛行場の県内移設を表明したことについて、「沖縄県民の期待が大きな怒りに転化して、怒りの炎で島中が燃え上がっている。責任は重い」と批判し、国会で追及していく考えを強調した。共産党トップの訪米は党史上初。
毎日新聞 2010年5月8日 東京夕刊