【石川】サイクリングの道しるべ 白山市、コースマップ製作2010年5月8日
名所や公衆トイレも紹介白山市は自転車での市内観光を推進しようと、お薦めコースや観光名所を載せた「サイクリングマップ」を製作した。松任サイクリングターミナルなどに置き、サイクリング愛好者や、健康づくりで自転車に乗る市民らに活用してもらう。(今井智文) 地図はA2判で、折り畳むとA6判のポケットサイズになる。市はマップ製作に合わせて、お薦めコースを検討し、第一弾の「白山ビバーコース」をイラストマップ上に書き込んだ。道の駅瀬女(瀬戸)をスタートして、手取キャニオンロードなど手取川沿いを河口まで下り、加賀海浜自転車道を通って松任海浜公園のサイクリングターミナルに到着する約四十五キロコースで、山から海まで市内の豊かな自然や美しい風景が楽しめる。 マップには吉野谷地域の手取峡谷川下りや、にわか工房(三ツ屋町)のそばうち体験、日帰り温泉などコース沿いの観光地も掲載。白山ろくテーマパーク(河内町)のフジや樹木公園(三宮町)のハナショウブなどの名所も、見ごろの時季と併せて紹介している。裏面には右左折地点などの詳細地図や、公衆トイレの場所などを載せた。 マップは日本語と中国語(台湾語)の二種類で、各千二百枚を印刷。市民や市外からの客に使ってもらう。市と県は台湾からのサイクリングツアー誘致を進めており、八日に第一便のツアー客十三人が市を訪れることから、台湾語版を早速活用する予定。
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