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大輪「手まり桜」満開 塩釜神社で花見案内の地図配布
| 手まりのようにボリュームのある花が満開になった塩釜桜 |
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宮城県塩釜市の塩釜神社にある国の天然記念物「塩釜桜」が満開になり、参拝客が遅咲きの大輪の花を楽しんでいる。神社によると、見ごろは1週間ほど続く。 塩釜桜はサトザクラ系ヤエザクラの栽培種。満開になるとピンク色の手まりのように見える。花の色は、咲き始めが白に近いごく淡いピンクで、次第に紅色が濃くなる。 神社は10日を塩釜桜の日と定め、毎年、桜の無事成長を願う祈願祭を開いている。参拝者に塩釜桜の桜湯を振る舞う。 境内には約30種類の桜があり、志波彦神社では花の香りの強い御所匂(ごしょにおい)も満開。今月中旬には兼六園菊桜や梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)など晩期の桜も咲く。 神社は境内の桜の品種を紹介する「お花見案内」の地図を配布しており、地図片手に桜巡りをする参拝客も目立つ。
2010年05月08日土曜日
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