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中畑清氏参院選!「たちあがれ日本」が擁立へ

新党「たちあがれ日本」から参院選擁立されることが明らかになった中畑清氏
新党「たちあがれ日本」から参院選擁立されることが明らかになった中畑清氏
Photo By スポニチ

 4月に結成された新党「たちあがれ日本」が今年7月の参院選に、元巨人で活躍し、アテネ五輪野球日本代表監督代行を務めた中畑清氏(56=スポニチ本紙評論家)を擁立する方針であることが8日明らかになった。今後、中畑氏の意向を確認した上で、週明けにも公認候補として発表する。同党では比例代表の目玉的存在として中畑氏に期待している。

 「たちあがれ日本」は平沼赳夫元経済産業相と与謝野馨元財務相らが4月に立ち上げたばかりの新党。党名は石原慎太郎・東京都知事が命名した。「打倒民主党」を掲げる同党は、無党派層の取り込みを目指し、知名度、人気の高い候補者探しを模索していた。ここにきて元巨人で活躍し、明るいキャラクターで人気の高い中畑氏に白羽の矢を立てた。

 中畑氏は85年に労組日本プロ野球選手会の初代会長に就任するなどリーダーシップにも定評がある。加えて母校・駒大野球部のOB会長を務めるなど人望も厚い。加えて、故郷に近い福島県郡山市の開成山野球場の改修工事のため、募金活動を行うなど地域貢献の意識も高い。球界内外にも幅広い人脈を持ち、政権奪取を目指す「たちあがれ日本」にとってはうってつけの人材だ。

 同党では7日に党の発起人の1人で現職の中川義雄参院幹事長らを比例代表の1次公認候補として発表した。今後、中畑氏の意向を確認し、承諾が得られれば週明けにも追加候補として正式に公認する運びだ。

 巨人時代「絶好調男」「ヤッターマン」の異名を取り、全国区の人気を誇った中畑氏が参院選に名乗りを挙げるのか。中畑氏の決断が注目される。

 ◆中畑 清(なかはた・きよし)1954年(昭29)1月6日、福島県生まれの56歳。安積商(現帝京安積)から駒大に進み、76年ドラフト3位で巨人入団。3年目の79年に高田繁に代わり三塁手として定位置を獲得。81年の原辰徳入団などに伴い一塁手に転向し、自身最高打率の・322、16本塁打、66打点の活躍で日本一奪回に貢献。82年から7年連続でゴールデングラブ賞受賞。85年には労組・日本プロ野球選手会の初代会長に就任した。89年現役引退。通算成績は1248試合で打率・290、171本塁打、621打点。オールスター出場6回。引退後は野球解説者を経て93年から2年間、第2次長嶋政権の打撃コーチ。04年アテネ五輪ではヘッド兼打撃コーチを務め、病に倒れた長嶋監督の代行として指揮を執り銅メダル獲得。現役時代の口癖は「絶好調」、愛称は「ヤッターマン」。

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