2010年04月07日
今さらだけど沢尻エリカの「6か条の御誓文」(から見えてくるモノ)がおもしろい。
今さらだけど沢尻エリカの「6か条の御誓文」がおもしろい。
内容はご存じだろう。
要は「根拠なく沢尻エリカのマイナス情報を書くな」って事実上「言いたいらしい」奴のこと。
ネットでは「芸能人にもプライバシーがあるの当たり前じゃん。こんなん守らないマスゴミ乙」みたいな反応がまま見られた。
でも個人的にはこれをよく検証もせず「マスコミが変」と言い切る人たちは不思議というか、お花畑だなあと思う。掲示板特有の「瞬間反応絶対善主義」というか。
だって内容的に交渉できる余地のない一方的な誓約書提出が求められていて(しかも非常に短い提出期限が設定されてるw)、「守らなかったらスペインの裁判所に訴える」ってんだろ。ハナからけんか腰じゃん。
「屈辱的・侮辱的表現はするな」「有害な記事は訂正しろ」とかいうけど、誰が何を持って「この記事は侮辱的である」「有害である」なんて主観的な基準を判断するのか。そりゃ「本人」って言いたいわけだろ。
つまり恣意的に難癖付け放題。「なにか書けば訴えて賠償金取ろう」って舌なめずりが見え見えじゃん。
「根拠ないマイナス情報は書くな」ってことだから根拠があれば書いていいわけだけど、それにも「屈辱的表現云々」はついて回る。
つまりたとえばだが「たしかに私はドラッグをやった。でもあんたんとこの報道は私が見るに屈辱的だから損害賠償を要求する」ってやればいい。こんなん通るなら、世の中から正しい報道は消えてしまうだろう。
このあたり、御誓文を擁護する方々に、どう考えるのか聞いてみたい。
ともあれ、私も日本語のプロだ。その目で御誓文をじっくり熟読して検証すると、なんとなく見えてくることがある。
それは、奇妙に本人以外に対する強制が見え隠れする点だ。普通、こんなんありえない。
たとえば「屈辱的・侮蔑的表現を沢尻やその家族(先祖・子孫・配偶者)に使うな」「彼らの名誉を毀損するな」「本人や家族の映像を入手したり許可なく記事にするな」とかね。
一見するとこれは「芸能人にもプライバシーはある」と当然の主張をしているだけのように見える。しかしことさら「配偶者」などと強調しているのが、きわめて不自然だ。
「先祖」「子孫」というのはまた突拍子もないものを入れたもので、きわめて変。これは誰もが感じるだろう。「子孫を屈辱的表現するな」ってなによ(笑)。日本語のプロとしてこの部分を解釈するなら、おそらくこれは、書いた人間が「配偶者」という部分が目立たないように追加したのだろう。そういう印象を持つ。
つまりこの「御誓文」でのエリカはほとんど単なるダシで、要はダンナである「高城剛のやばい話を書くな」ってことだろ。そもそもなぜ「スペイン」か? それは高城氏の根城だから、だろ。
私は高城サンとは直の仕事はないが、周辺では動いてたんで、彼の噂はそれなりに聞いてる。
なんで高城サンがこれだけ高圧的な要求を出したかだけど、書かれるとやばいんだろ、いろいろ。なんで日本にあまり帰らないかとか。
私の高城さん評は、「口八丁のオヤジ殺しで、才能はアレだが、金を抜くのが上手な方」。このあたりは、彼を知る多くの人が同意してくれる部分と思う。
それは今も変わってないみたい。マルチメディア全盛時代に「ハイパーメディアクリエイター」として売り出したくせに、最近の著書は「オーガニック革命」じゃん(笑)。なにそれ。
要は金の流れに敏感ということ。電動自転車輸出ビジネスに絡んでるから、エコエコうるさいのも当然。「オーガニック」に「エコ」だからなあw
金にえげつないのは悪いことじゃないけど、実績も残さず金だけ抜くような人は、私は職業倫理的に好きじゃない。
彼の「高城ブランド価値向上」の重要な部分が、今は「沢尻エリカ」ということだろう。言い方悪くて恐縮だけど、彼の直近の「金づる」ってことだ。
エリカにそれを悟られてはまずい>だから彼女の視界から自分の悪い情報を見えないようにしたい>それには報道を規制しなくてはならない>それなら「エリカ」という芸能人のプライバシーを書くな(家族を含め)とやるのがいちばんいい。
――とかいう流れじゃん要するに。
そもそも、こんな高圧的な通告を一方的に突きつければ、映画ビジネスだろうとCM業界だろうとメディアだろうと、彼女を使いづらくなるだけだ。つまり芸能人としての彼女の寿命を著しく縮めているわけで、事務所が出すべき文章とはとても思えない。
つまり「エリカは使い捨てでいい自分のやばいのさえ隠せたら(潰れたら次のカモに移るから)」って発想。実に高城さんがやりそうだ(本当にやってるかは知らんよ)。
エリカがスターダストを首になったのだって、理由は「契約違反」としか発表されていないが、「高城氏が自分のビジネスにエリカを無断で利用した」結果と噂されている。スターダスト首になってスペインの個人事務所じゃ、それだけで仕事激減だろう。高城さんは、「それでもいい。オレが良ければ」って考えて自分のビジネスに利用したってことだ。結果だけ見れば。
エリカ本人は「スペインの事務所が私のことを考えて勝手に出した。でも撤回はしない」とかいう御誓文だけど、きっと「これはおまえの幸せを思って出したんだよ。プライバシーではお互いに苦労してきただろ」とかなんとか言いくるめてるんだろうなあきっと。「オレだけはお前の味方だ」ってのは、洗脳のときによく使う手だし。本当に「オレだけは味方」とか言ってたら笑う。
内容はご存じだろう。
要は「根拠なく沢尻エリカのマイナス情報を書くな」って事実上「言いたいらしい」奴のこと。
ネットでは「芸能人にもプライバシーがあるの当たり前じゃん。こんなん守らないマスゴミ乙」みたいな反応がまま見られた。
でも個人的にはこれをよく検証もせず「マスコミが変」と言い切る人たちは不思議というか、お花畑だなあと思う。掲示板特有の「瞬間反応絶対善主義」というか。
だって内容的に交渉できる余地のない一方的な誓約書提出が求められていて(しかも非常に短い提出期限が設定されてるw)、「守らなかったらスペインの裁判所に訴える」ってんだろ。ハナからけんか腰じゃん。
「屈辱的・侮辱的表現はするな」「有害な記事は訂正しろ」とかいうけど、誰が何を持って「この記事は侮辱的である」「有害である」なんて主観的な基準を判断するのか。そりゃ「本人」って言いたいわけだろ。
つまり恣意的に難癖付け放題。「なにか書けば訴えて賠償金取ろう」って舌なめずりが見え見えじゃん。
「根拠ないマイナス情報は書くな」ってことだから根拠があれば書いていいわけだけど、それにも「屈辱的表現云々」はついて回る。
つまりたとえばだが「たしかに私はドラッグをやった。でもあんたんとこの報道は私が見るに屈辱的だから損害賠償を要求する」ってやればいい。こんなん通るなら、世の中から正しい報道は消えてしまうだろう。
このあたり、御誓文を擁護する方々に、どう考えるのか聞いてみたい。
ともあれ、私も日本語のプロだ。その目で御誓文をじっくり熟読して検証すると、なんとなく見えてくることがある。
それは、奇妙に本人以外に対する強制が見え隠れする点だ。普通、こんなんありえない。
たとえば「屈辱的・侮蔑的表現を沢尻やその家族(先祖・子孫・配偶者)に使うな」「彼らの名誉を毀損するな」「本人や家族の映像を入手したり許可なく記事にするな」とかね。
一見するとこれは「芸能人にもプライバシーはある」と当然の主張をしているだけのように見える。しかしことさら「配偶者」などと強調しているのが、きわめて不自然だ。
「先祖」「子孫」というのはまた突拍子もないものを入れたもので、きわめて変。これは誰もが感じるだろう。「子孫を屈辱的表現するな」ってなによ(笑)。日本語のプロとしてこの部分を解釈するなら、おそらくこれは、書いた人間が「配偶者」という部分が目立たないように追加したのだろう。そういう印象を持つ。
つまりこの「御誓文」でのエリカはほとんど単なるダシで、要はダンナである「高城剛のやばい話を書くな」ってことだろ。そもそもなぜ「スペイン」か? それは高城氏の根城だから、だろ。
私は高城サンとは直の仕事はないが、周辺では動いてたんで、彼の噂はそれなりに聞いてる。
なんで高城サンがこれだけ高圧的な要求を出したかだけど、書かれるとやばいんだろ、いろいろ。なんで日本にあまり帰らないかとか。
私の高城さん評は、「口八丁のオヤジ殺しで、才能はアレだが、金を抜くのが上手な方」。このあたりは、彼を知る多くの人が同意してくれる部分と思う。
それは今も変わってないみたい。マルチメディア全盛時代に「ハイパーメディアクリエイター」として売り出したくせに、最近の著書は「オーガニック革命」じゃん(笑)。なにそれ。
要は金の流れに敏感ということ。電動自転車輸出ビジネスに絡んでるから、エコエコうるさいのも当然。「オーガニック」に「エコ」だからなあw
金にえげつないのは悪いことじゃないけど、実績も残さず金だけ抜くような人は、私は職業倫理的に好きじゃない。
彼の「高城ブランド価値向上」の重要な部分が、今は「沢尻エリカ」ということだろう。言い方悪くて恐縮だけど、彼の直近の「金づる」ってことだ。
エリカにそれを悟られてはまずい>だから彼女の視界から自分の悪い情報を見えないようにしたい>それには報道を規制しなくてはならない>それなら「エリカ」という芸能人のプライバシーを書くな(家族を含め)とやるのがいちばんいい。
――とかいう流れじゃん要するに。
そもそも、こんな高圧的な通告を一方的に突きつければ、映画ビジネスだろうとCM業界だろうとメディアだろうと、彼女を使いづらくなるだけだ。つまり芸能人としての彼女の寿命を著しく縮めているわけで、事務所が出すべき文章とはとても思えない。
つまり「エリカは使い捨てでいい自分のやばいのさえ隠せたら(潰れたら次のカモに移るから)」って発想。実に高城さんがやりそうだ(本当にやってるかは知らんよ)。
エリカがスターダストを首になったのだって、理由は「契約違反」としか発表されていないが、「高城氏が自分のビジネスにエリカを無断で利用した」結果と噂されている。スターダスト首になってスペインの個人事務所じゃ、それだけで仕事激減だろう。高城さんは、「それでもいい。オレが良ければ」って考えて自分のビジネスに利用したってことだ。結果だけ見れば。
エリカ本人は「スペインの事務所が私のことを考えて勝手に出した。でも撤回はしない」とかいう御誓文だけど、きっと「これはおまえの幸せを思って出したんだよ。プライバシーではお互いに苦労してきただろ」とかなんとか言いくるめてるんだろうなあきっと。「オレだけはお前の味方だ」ってのは、洗脳のときによく使う手だし。本当に「オレだけは味方」とか言ってたら笑う。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by ☆ 2010年04月14日 05:12
わだかまりが溶けました。沢尻騒動を観ると、旦那の事について、不安になる。彼女が30、40代のおばさんになった時に、彼は隣でちゃんと、微笑んでいるのだろうか…。
2. Posted by @ 2010年04月15日 00:08
疑問がすっきりしました。
高城のブログを見たら、本当に「オレだけはおまえの味方だ」って書いてあってぞっとしました。
本当にクズだこの人。
高城のブログを見たら、本当に「オレだけはおまえの味方だ」って書いてあってぞっとしました。
本当にクズだこの人。