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神戸淡路鳴門自動車道新料金制度反対決起集会
娘が誤って車で母親をひく
京大病院iPS細胞研究所開所式
平成の遣唐使船が上海へ向け出航
カルテのないC型肝炎患者の全員救済を求める集会
一番茶の摘み取り(京都府舞鶴市)
高松塚古墳壁画修理作業室公開
最終更新日時:2010年5月8日 18:17
神戸淡路鳴門自動車道新料金制度反対決起集会
6月から始まる高速道路の新料金制度で実質的に値上げとなる神戸淡路鳴門自動車道について、8日、地元の人たちが新制度に反対する決起集会を開きました。決起集会には淡路島の観光協会のメンバーなどおよそ1000人が集まりました。6月から始まる高速道路の新料金制度では普通車の上限が2000円、軽自動車やエコカーで上限が1000円の一律料金となります。しかし、神戸淡路鳴門自動車道では別の高速道路から乗り継ぐ場合は別料金が課されるなど、実質的な値上げとなります。これに対し、地元では新制度への反対を訴える声が聞かれました。地元の旅館の女将は「豊かな観光地であると同時に、豊かな生活の島でありたいと思いますので、淡路島にとっては死活問題です」と話し、観光客は「(来るのを)考えますよね。近場で」と話していました。地元では署名活動を行って、国に要望を伝えたいとしています。
( 2010/05/08 18:17 更新)
娘が誤って車で母親をひく
8日午後、兵庫県尼崎市で、自宅の車庫から車を出そうとした娘が誤って母親をひき、母親が意識不明の重体です。午後2時ごろ、尼崎市上ノ島町の住宅で、「車の間に女性が挟まれている」と近所の人から通報がありました。救急隊が駆けつけると84歳の女性が車の下敷きになって倒れていて、病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。近所の人は『救急車呼んで』という声がして、何かと思ったら、おばあちゃんが車の下敷きになっていた」と話しています。警察によりますと、女性は娘(53)と一緒に買い物に行く途中で、娘が自宅の車庫から車を出そうとしたところ、誤って転倒しました。娘は気付きましたが、ブレーキが間に合わず、車はそのまま女性に衝突したということです。娘は「気が動転して焦ってブレーキを踏み忘れた」と話していて、警察では詳しく事情を聞いています。
( 2010/05/08 18:16 更新)
京大病院iPS細胞研究所開所式
体のさまざまな細胞に進化できる万能細胞・「iPS細胞」の世界トップレベルの研究施設が京都大学に設立され、8日、開所式が行なわれました。式典には初代所長を務める山中伸弥教授らおよそ300人が出席しました。3年前、山中教授らがヒトの皮膚細胞から世界で初めて作り出した「iPS細胞」は、体の様々な細胞に進化でき、患者自身の皮膚細胞から作り出せることから、難病治療などへの応用が期待されています。この「iPS細胞研究所」は、「iPS細胞」の基礎的な研究から再生医療への応用など臨床応用を目指す研究までを一貫して進める世界トップレベルの研究拠点として、政府と京都大学が約47億円をかけてつくりました。山中伸弥教授は、「研究環境をつくって頂いたわけでございますから、患者さんやご家族の方々のご期待に一日も早くこたえることができるように、精進して頑張っていきたい」と抱負を述べました。この研究所ではこれまでの基礎研究に加えて、iPS細胞を使った難病研究といった臨床応用にむけた研究部門を充実させ、実用化を目指します。
( 2010/05/08 18:16 更新)
平成の遣唐使船が上海へ向け出航
7世紀から9世紀に中国へ渡った遣唐使船が上海万博にあわせて再現され、8日中国へ向けて出港しました。朱色の船体が鮮やかに再現された遣唐使船。全長およそ30メートルの帆船で、竹製の帆を備えるなど当時の史料に基づいて作られています。古代の港・難波津があった大阪港では8日出港式典が開かれました。この「遣唐使船再現プロジェクト」は、7世紀から9世紀に日本と中国を結んだ遣唐使船を、日中交流のため上海万博に派遣しようと日本の財団法人が進めているものです。角川文化振興財団の海野謙四郎事務局長は「向こう(上海)でも訪れた時に、みなさんが注目してくれるんじゃないかと期待している。それによって日中の歴史を思い浮かべてほしい」と話しました。エンジンも積んだ平成の遣唐使船は、広島や長崎などに立ち寄った後大型船に乗せられて、来月12日の万博のジャパンデーまでに上海到着を目指します。
( 2010/05/08 18:16 更新)
カルテのないC型肝炎患者の全員救済を求める集会
薬害によりC型肝炎に感染したとみられながら、カルテなどがないため国からの補償が得られない患者らが、8日、大阪市内で集会を開きました。集会にはC型肝炎の患者や家族らが出席しました。薬害C型肝炎では約30万人が汚染された血液製剤を投与されたとみられていますが、これまで国の補償をうけたのは約1400人にとどまっています。これはおととし成立した救済法が「補償にはカルテなどによる血液製剤の投与の証明が必要」と定めているからです。患者からは「医師がすでに亡くなったり病院が廃院になったりなど証明ができないケースが多い。カルテがあってもなくてもみんな一括の救済を望む。苦しみは一緒です」といった声があがりました。患者らは国に補償の認定基準の変更などを求めていくとしています。
( 2010/05/08 18:16 更新)
一番茶の摘み取り(京都府舞鶴市)
新緑の季節を迎え、お茶所として知られる京都府舞鶴市では新茶の摘み取りが始まりました。約13ヘクタールの茶畑が広がる京都府舞鶴市。8日から始まった一番茶の摘み取り作業では、120人ほどの農家の人たちが新芽をひとつひとつ丁寧に摘み取っていきます。栽培されているのは、「やぶきた」という日本茶の代表的な品種で、甘みのある濃厚な味わいと香りが特徴です。「一芯二葉」とよばれる2枚の若葉がついた新芽の先端部分だけをつみとることで、良質な茶葉となります。ことしは春先の冷え込みで少し育ちが遅くなったものの、このところの好天のおかげで例年よりも出来栄えはいいということです。8日に摘み取られた約120キログラムの茶葉は、乾燥させた後、蒸したり揉んだりする荒茶加工を施した上で玉露として6月に開かれる品評会に出展されます。
( 2010/05/08 12:22 更新)
高松塚古墳壁画修理作業室公開
奈良県明日香村では、劣化のため解体され、修復が進められている国宝・高松塚古墳壁画の一般公開が行われました。明日香村にある高松塚古墳壁画の修理施設には、公募で選ばれた約3100人のうち、約500人が見学に訪れました。極彩色の壁画で有名な高松塚古墳はカビなどによる劣化が激しく、3年前に解体されました。施設では現在その修復作業が進められていて、訪れた人は「飛鳥美人」で知られる女子群像や青龍・白虎などの状態を確認するように見入っていました。見学した人は「こういうのが昔に作れたのだとすごいと思いました」「発見当時の色とは全然違ってて、ちょっとがっかりするというか、これから頑張って補修してもらわないと」と話していました。一般公開は今月16日まで行われ、平日に限り、若干の見学も受け付けるということです。【申し込み・問い合わせ先】「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」事務局06−6367−1688
( 2010/05/08 12:22 更新)
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