せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

　この黒い点の画面があと１９９８表示して初めて６万という数字になります。

　如何に途方もない数であるかが分かって頂けると思います。これだけの家畜が伝染病にかかり殺されて処分されているというのに、日本のマスメディアは宮崎県内でこそニュースを流しているものの、中央では殆どと言って良いほどに放映されていません。

　しかも地元でのニュース報道番組がユーチューブに挙げられても、「この動画は在京テレビ局６社の申立により、放送事業者の権利侵害として削除されました。」と言うことで次々と削除されています。

　深刻な事態を日本中の否世界中の人に知ってもらいたいという、その願いは何故か黙殺され、中央のテレビ局は異常としか思われない対応を続けているのです。

　朝のワイドショーの報道番組などでも、その深刻な大流行を隠しているとしか思えないような扱いです。このようなマスコミの有り様は非常に不気味であり、現状に戦慄を覚えるのは決して私だけではないでしょう。

　家畜伝染病の中では最も恐ろしい壊滅的な大惨状をこれまでも世界中で示してきた口蹄疫が宮崎県で発症したにも関わらず、その感染防止に努めなければならなかった農水省の赤松大臣はＧＷの中南米外遊に出かけて行ってしまった。

　そして毎日感染が拡大し何万頭も殺処分しなければならなかったこの期間中ものんびりとした外遊を楽しんでいたのです。

　5月1日、赤松農林水産大臣は、出張先のメキシコにおいて、
マジョルガ農牧大臣とEPA、クロマグロの保存管理等について
意見交換を行いました。
http://www.maff.go.jp/j/p_gal/min/img/
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5月4日、キューバでラウル・カストロ国家評議会議長
（左から2人目）と食料問題等について意見交換を行いました。

http://www.maff.go.jp/j/p_gal/min/img/
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5月5日、コロンビアでウリベ大統領とEPA等について
意見交換を行いました。

http://www.maff.go.jp/j/p_gal/min/img/
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http://www.maff.go.jp/j/p_gal/min/100430_1.html

　これが国内畜産農家が口蹄疫病の感染拡大に怯えて夜も眠れない毎日を過ごしていたときに、本当に必要な外遊日程であったのか？そのことをこの赤松大臣自らの口で語って頂かなくては困ります。

　尤もマスコミはこの問題をなるべく報道しないようにしているので、記者がそのことを質問するはずもないのでニュースで我々が聞くことも出来ません。やはり国会で自民党の議員が厳しく追及するしか手はなさそうです。

　ネットではもう赤松大臣ではなく“お粗末大臣”という称号を頂いております。勿論それにはそれなりの立派な根拠がありました。

　赤松大臣は土曜日には帰国しましたが、本日の日曜日は完全休養ということで農水省には顔を出さず、何と月曜日からは秋田県に出張すると公表されたのです。

　http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100508g

　赤松農相　10日から秋田入り戸別所得保障制度の周知と加入促進ＰＲのため・・・

　一旦はこのように報じられましたが、その後延期になって今度は宮崎入りが現在検討されているようですが、この右往左往ぶりには呆れ果てました。

　これでは赤松ならぬお粗末君と蔑称されても当然ではないでしょうか。この破局的な危機の中でも、自分たちの参院選挙しか頭にないということは、もう狂っているとしか言いようがありません。

　今回の家畜伝染病を放置して爆発的な拡大を許してしまった政府と民主党、そして農水省に対しての緊急抗議行動を呼びかけます。

＜政府・民主党の家畜伝染病の放置を許さないぞ！＞

日時　５月１１日　（火曜日）

時間　１２時半から１３時半頃まで

場所　国会議事堂向かいの衆議院会館添いの通り


尚この日は午前中に『主権回復を目指す会』（西村修平代表）が（株）アンプラグドから受けた仮処分に関する審尋開始に伴う抗議行動が１０時より地裁前で行なわれます。

http://www.shukenkaifuku.com/info/main.cgi?mode=thr&no=14

　私はこの抗議街宣に参加してから現場に向かいますので、皆さまへの参加を呼びかけます。よろしくお願い申しあげます。

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