野球:SK門倉、「夢の20勝」達成なるか(上)

SKの助っ人外国人、門倉健投手が待望の20勝を達成できるかに注目が高まる。4日、仁川で行われたネクセンとの試合で先発登板した門倉投手が、野手と握手を交わしている。

 夢の20勝は果たして達成できるのか。

 SKの助っ人外国人、門倉健投手は先発の一角としてSKの連勝を支える。7試合に先発して目下7連勝。当然、最多勝争い単独トップだ。

 投球内容も充実している。防御率は1.67。チームメートの金広鉉(キム・グァンヒョン)=0.29=に次ぐ第2位だ。奪三振も49個と「奪三振王」の常連、柳賢振(リュ・ヒョンジン)をかわし、現在トップに立っている。

 今季の門倉投手には大きな目標がある。3月27日の韓国プロ野球開幕戦で今季初白星を挙げた後、「今季の目標は20勝」と宣言した。当時は誰もが個人的な夢にすぎないと思っていた。20勝は先発投手のロマンといえる。これまで韓国プロ野球界で20勝以上を達成することができたのはわずか11人で、回数にすると15回にすぎない。最近では2007年のリオス(斗山)の22勝を最後に、ここ2年間、達成されていない。

 しかし、1試合、1試合を終えるたびに、門倉投手の夢はますます現実味を帯びてきている。

 勝ち星はすでに7勝と、数字の上での可能性は高まった。ペナントレースは1シーズン133試合。門倉投手が登録を抹消されずに今後も先発ローテーションの一角を担った場合、少なくとも18-19試合で先発マウンドに上がることになる。この状況下で13勝を加えれば、20勝となる。

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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