野球:イ・ボムホ、涌井の大記録阻止

 ソフトバンクのイ・ボムホが久しぶりの先発出場を果たし、最後の打席で相手投手のノーヒットノーランを阻むヒットを放つという意地を見せた。

 イ・ボムホは7日、ヤフードームで行われた対西武戦に8番・指名打者として先発出場、3打数1安打をマークした。ソフトバンクが0-4とリードされた9回裏、イ・ボムホは先頭打者として登場、西武の先発投手・涌井の時速133キロのスライダーを引っ張り、この日チーム唯一の安打である左越え二塁打を放った。

 涌井は日本を代表する右腕で、8回まで2四球を与えたのみとソフトバンクの打者たちを相手に完ぺきな内容だったが、最終9回裏にイ・ボムホに通恨の安打を許し、大記録を逃した。ソフトバンクは後続打者が不発に終わり、イ・ボムホをホームに迎え入れることはできなかったが、この1本でノーヒットノーランという屈辱を免れた。

 先月30日の対千葉ロッテ戦以来、1週間ぶりに先発出場したイ・ボムホは、打率を2割4分6厘(61打数15安打)と少し上げたものの、ソフトバンクは結局0-4で敗れた。

ノ・ジェヒョン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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