韓明淑（ハン・ミョンスク）元首相が6日、電話による世論調査で公認候補を決める党内選挙の結果により、民主党のソウル市長候補に確定した。同党の選挙管理委員会は、「ソウル市民2000人を対象に実施した世論調査で、韓元首相が李啓安（イ・ゲアン）元議員より高い支持率を得て、候補に選出された」と発表した。

　韓元首相は「李明博（イ・ミョンバク）、呉世勲（オ・セフン）市長が過去8年間、つぶし、掘り返し、破壊して奪ったソウルを再び取り戻す。人と生活に投資する、人中心の都市を作るのに力を貸してほしい」と述べた。これにより、ソウル市長選挙に出馬する主要政党候補はハンナラ党の呉世勲現職市長、民主党の韓元首相、自由先進党のチ・サンウク報道官、民主労働党のイ・サンギュ市党委員長、進歩新党の魯會燦（ノ・フェチャン）代表に決定した。

鄭始幸（チョン・シヘン）記者