韓国で今、水族館建設ブーム

 マンモス水族館に集客効果あるということが立証されたことから、全国的に水族館の建設ブームが起こっている。現在運営されている水族館のうち、最も有名な水族館は「COEXモール・アクアリウム」(ソウル市江南区)だ。COEXモールは、立地条件がよいということもあるが、水族館を設置したことで、年間5000万人以上の来場があるという。韓国最大規模の水族館として注目された釜山・海雲台アクアリウムも、2011年にオープンし、9カ月で来場100万人を突破した。

 こうしたことから、全国的に水族館の建設ブームが起こっている。デジタル・メディア・シティー(ソウル市麻浦区)内ランドマークビルの地下にも、延床面積1万平方メートル規模の水族館が建設される。完成すれば、韓国最大規模となる。また大田市でも、「宝文山アクアワールド」がオープンを控えており、全羅南道の麗水世界博覧会会場にも「麗水シーワールド」が建設される。

 京畿道の板橋テクノベリーに建設されるショッピングモール「Uスペースモール」には、地下1階に「デジタル・アクアリム」が建設される。Uスペースモールは、5570平方メートルの空間に先端情報技術(IT)を駆使した水族館を建設する予定だ。

 不動産情報会社「不動産サーブ」のハム・ヨンジン氏は、「水族館の建設ブームが起こっている理由は、家族連れや団体客が多く、地域観光産業と商業活性化のプラスになるため」と説明した。

李錫雨(イ・ソクウ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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