韓国経済、12年以降は4%台の安定成長=IMF予測

 国際通貨基金(IMF)は6日、最新の経済見通しを発表し、韓国経済が2012年以降、4%台の安定した成長を続けるとの見方を示した。

 それによると、韓国の国内総生産(GDP)は、今年が4.5%、来年が5.0%を記録した後、2012、13年にそれぞれ4.1%、14、15年にそれぞれ4.0%成長し、安定的な成長基調に乗る見通しだ。IMFは韓国経済が安定成長を示す理由として、環境対策型産業など新たなけん引役が生まれるためと説明した。

 このほか、韓国の一人当たり国民所得は、今年2万264ドルに達し、2万ドル台を回復した後、順調に増加が見込まれ、15年には2万7907ドルに達すると予測した。IMFの予測によれば、同所得は15年時点でも李明博(イ・ミョンバク)政権が目指す3万ドルは達成できないことになる。

金起勲(キム・ギフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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