18カ月の無利子ローン

　トヨタのカムリが、このところヨーロッパの高級車メーカーが展開している販売攻勢を抑え、先月のモデル別輸入車販売で1位となった。韓国輸入車協会（KAIDA）が6日に発表したところによると、4月の韓国での輸入車販売で、カムリは467台売れたという。

　トヨタは、今年初めに深刻化した米国発の大量リコール問題で、企業イメージに大きな打撃を受けた。それでもカムリが販売1位に上ったのは、トヨタの底力の証、と専門家らは分析した。

　わけてもトヨタは、先月から18カ月間の無利子ローンを提供している。カムリの場合、市販価格は3490万ウォン（約285万円）だが、実質およそ3000万ウォン（約245万円）で販売しているわけだ。

　販売2位から5位までは、フォード・トーラス（456台）、メルセデス・ベンツE300（256台）、フォルクスワーゲン・パサート2.0TDI（252台）、ゴルフ2.0TDI（232台）。さらに6位以下は、アウディA4-2.0TFSI（208台）、BMW523i（207台）、フォルクスワーゲンCC2.0TDI（201台）、レクサスES350（199台）、ホンダCR－V（192台）の順となった。

　4月の月間輸入車販売台数は、3月（7102台）に比べ1.5％増の7208台だった。前月に史上初めて月間7000台を突破したのに続き、2カ月連続で7000台以上の販売を記録した。

崔元碩（チェ・ウォンソク）記者