経済オンチ記者のホットマネーブログ

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歴史的大暴落に立ち会い、おしっこちびった。

ノンセクション2010年05月07日 17:32 | フォルダ : 

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歴史的な瞬間に立ち会った。6日のニューヨーク株式市場は一時1000ドル近い値下がり(10%マイナス)を記録し、値下がり幅としては過去最悪を更新したのだ。ちなみにブラックマンデーは500ドル安(20%値下がり)、リーマンショックは777ドル
安だ。
 
 夜中3時ころに何気なくパソコンでニューヨーク株の動きを見ていたのだが、その暴落が始まった3時40分ごろから、10数分の間、更新ボタンをクリックするたびに、100ドル以上値下がり。理由がわからず、頭がパニックになり、少々ちびったころには前日比980ドル安に。パソコンのシステムはここまでの値下がりは想定していないらしく、「世界の株価」が見られる複数のサイトがシステムダウンする羽目になったのだった。


 あまりのことにあと5時間ほどで始まる日本の株式市場の影響を考えた。実際、シカゴで取引されている日経平均株価に連動する「先物市場」では1000円安の9660円(前日取引10660円)まで暴落。円ドル相場も、93円から88円になり、円ユーロは121円から111円にまで円高が進んでいた。

 2ちゃんねるなどでは「身の破滅だ!」などという嘆きや、自殺をほのめかす書き込みまで出る始末だった。もし、ここで取引が終わっていれば破産する投資家であふれかえり、おそらく東京株式市場は取引停止になっていたと思う。

しかし、幸いなことに1000ドル安から、リバウンドも早く、わずか1時間で600ドルの値上がりを記録。最後は350ドル安に落ち着いたことでなんとか生き残ることができた投資家が多かったようだ。

 誤発注などといわれているが、そんなわけはない。ヘッジファンドが意図的にやったのだろう。1000億円程度の金があれば世界をパニックに陥れられることが実証されてしまった。これをまねた金融テロがありえなくもないのだ。

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福角太郎のプロフィル 1971年大阪生まれ。現在特集部・マネー面でトップ記事やコラムを担当。若手記者から「兄さん」的な存在
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