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昨年の衆院選で初当選した民主党の横粂勝仁氏(28)が7日、本紙の取材に応じ、鳩山由紀夫首相(63)と小沢一郎幹事長(67)への辞任要求を視野に、週明けの民主党代議士会で賛同者を募っていく考えを明かした。普天間基地移設問題を泥沼化させた鳩山首相と、政治とカネの説明責任を果たせない小沢氏を「国民を失望させた」と断罪。1年生議員による執行部刷新要求は極めて異例のことだ。
反旗を翻したのは、小沢チルドレンと呼ばれる1年生議員だった。決意の契機となったのは、鳩山首相の普天間基地移設問題での迷走。国民の期待を背負って政権交代したはずが、この8か月で国民に与えてきたのは失望感の方がはるかに多かった。「民主党の中からなかなか声が上げられない。自分が最初でも声を上げないといけないと思いました」と話した。
5日付のブログで横粂氏は「民主党に対するご期待、政権交代に託された想いにお応えできないような現状であれば、私は声を上げる覚悟です」と記した。翌6日の地元・横須賀での街頭演説では、「幹事長は国民のため、国家のために幹事長の職を辞しても、違った形で政治手腕を発揮できると思っている」と発言し、執行部刷新の必要性を訴えかけた。
新人による異例の造反の反響は大きかった。「携帯は鳴りっぱなしの状態。『そんなことを言って大丈夫か』とか『頑張れ』という声です。青すぎるかもしれないですが、声を上げなくては行動はできない。切り込んでいかなくてはいけない問題です」と後悔はしていない。
昨夏の衆院選では神奈川11区で小泉進次郎氏との一騎打ちで惜敗し、比例で復活当選。そこで感じたのは、敗れたにもかかわらず民主党への期待感だった。「それが今は失望に変わってしまっている。仮に小沢幹事長の目指す改革が数年後に国民に分かったとしても遅すぎる」と話した。
週明けには、本会議前に民主党議員らが集まり打ち合わせする代議士会の場で、議員に訴えかける。「発言して終わりでは意味がない。トップ2人に届いていない声を、党内で議論していきたい」と政治家生命を懸ける覚悟だ。
(2010年5月8日06時02分 スポーツ報知)
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