(cache) いら立ち目立つ首相 「ぶら下がり」廃止論も - 47NEWS(よんななニュース)
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  • いら立ち目立つ首相 「ぶら下がり」廃止論も

     鳩山由紀夫首相が記者団とのやりとりを一方的に打ち切るなど、いら立ちを見せる場面が目立っている。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で打開策が見いだせないのが背景にあるようだが、首相が自らの発言で窮地に追い込んでいる面も否めない。周辺では、記者団が囲んで質疑する「ぶら下がり」取材の廃止論も浮上した。

     「場当たりな発言は一切していない」。首相は6日、普天間移設に関し「最低でも県外」とした自身の発言を「公約ではない」と明言したことに記者団が「場当たり的では」と指摘すると、語気を強めて反論した。

     先月28日には普天間問題で「いちいちコメントしない」とノーコメントを連発。同21日は質問が続いているにもかかわらず、一方的に無視して立ち去った。

     首相は就任当初から、ぶら下がり取材で記者団の質問に丁寧に回答。今年になり、小沢一郎民主党幹事長や自身の「政治とカネ」問題で「起訴されないことを望みたい」といった不用意な発言が続いたこともあり、答えは徐々に短くなったが、それでも自ら打ち切りはしなかった。

      【共同通信】