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終息見えぬ口蹄疫感染問題

- 2010.05.08 17:00

2010年4月20日に宮崎県で発生が確認された家畜伝染病『口蹄疫』が、さらに広まりを見せている。口蹄疫は牛や豚など偶蹄類の動物がかかる伝染病で、基本的に人には感染しない。しかし、その感染力は強く、発生が確認されると同じ農場にいる多くの牛や豚も殺処分の対象となり、5月6日現在で約4万5千頭にものぼっている。日本で口蹄疫が確認されたのは2000年以来10年ぶりで、今回の感染はそのときを上回る規模になっており、宮崎県はもちろん九州の各自治体は感染拡大の防止に必死だ。

宮崎県で農場にかかわる仕事をしている『Jumbo*Jam』のブロガーは、「自治体でも道路を封鎖して車両消毒をしたり、農家さんに消毒薬を無料で配ったりして一致団結してる感が出てきた」「アッチコッチで石灰散布によって白くなった庭や道路が見受けられる」など口蹄疫に対応する様子をつづる。同時に「口蹄疫が発生しているからといって、あたしに出来ることは少ない。治療法はないし、予防策はこれでもかってほどやってるし、あとは風に乗ってウイルスがやってこないことを祈るだけ」と、感染を封じ込めることの難しさもうかがえる。

10年前の感染時に移動制限区域に入り飼育する牛が出荷できなかったという『べぶろぐ(山崎牧場日記)』のブロガーは、口蹄疫の症状や殺処分する理由、「畜産業界だけの問題ではなく、消費者への食肉や乳製品の安定供給が難しくなります」といった社会的な影響について語っている。また「10年前の口蹄疫騒ぎで一番辛かったのは誤解による風評被害でした」「病気に罹った牛の肉が出回る事が無いのは当たり前ですが、患畜の乳や肉を食べても人に影響が出る事はありません」など口蹄疫を正しく理解してほしいと訴える。

大切に育ててきた牛や豚を失うこと、競りの中止など、畜産農家への打撃は計り知れない。風評被害を生まないよう消費者も冷静な対応が必要のようだ。

(葉)

■参考サイト
Jumbo*Jam
べぶろぐ(山崎牧場日記)

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