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「フォークの神様」ひばりさん共作をシングル化
75年当時、岡林信康が新宿のゴールデン街で美空ひばりさん(左)とその母親の喜美枝さんと飲み歩き、千鳥足になっている貴重なショット
Photo By 提供写真 |
故美空ひばりさん(享年52)が手紙で託した詞に「フォークの神様」こと歌手の岡林信康(63)が曲を付けた話題作「レクイエム〜麦畑のひばり〜」がシングル化されることになった。同曲は1月に発売した岡林のアルバム「レクイエム―我が心の美空ひばり―」に収録されていたが、シングル盤になじみの深いひばりさんのファンたちから強い要望があり実現した。
日本初のアルバムアーティストといわれた岡林にとって自らの意思でシングル盤を出すのは「人生初」。何十通も届いたひばりさんのファンから手紙に突き動かされた。
「わしはシングル盤なんて家に1枚もない。でもひばりさんのファン、あの世代の人たちにとってシングル盤は重要なんやな。ヒット曲とはシングルであり、それが流行歌になった。ひばりさんが歌謡界の女王と呼ばれたのは、そのヒット曲がぎょうさんあったから」
ファンからの手紙の中にはひばりさんの料理番だった女性からのものもあり「毎晩枕元で聴いていると書いてあって感激した。ひばりさんからの手紙で作った歌がひばりさんのファンからの手紙によってシングル化される。あらためて人の言葉というものの力を感じた」とうれしそうだ。
岡林はこの曲を4月26日に行われた「京都嵐山 美空ひばり座」開館2周年セレモニーで披露。20代で閑居し、ヒットチャートを意識したことなど一度もないが、「これはヒットさせたいなあと思っている。ヒットさせなあ、ひばりさんに申し訳ないわな。人生でこんな気持ちになったの初めてやな」と笑った。
ほかにひばりさんの「悲しき口笛」「お祭りマンボ」をカバー、自身のデビュー曲「山谷ブルース」もあらためてレコーディング。すべてジャズピアニストの山下洋輔(68)とのコラボレーション。全4曲収録で12日にEMIから発売する。14日からは東京、大阪など全国6都市を巡るライブハウスツアーに入る。
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