今回で3回目となる危うい探検隊シリーズ。
今回は大きな意味のある探検でした。
というのも、実は危うい探検隊を組織する前からの目標に大きく一歩近づいたからです。
その話をする前に、今回はまず、僕があや探を立ち上げた理由みたいのを一度整理しときます。
参照にして欲しいのは、僕が元山岳部のメンバーおっくんに相談しているメーリングリストの一文です。
ちなみに俺的なプロジェクトの目標的に
・短期的目標
槍ヶ岳、北アルプスなどを攻めてみたい
・中期的目標
冬季も登りたいよね
・長期的目標
100名山制覇
みたいのがあります。
可能なもんでしょうかね?
〜的、って使い過ぎですよね。。
というわけで、あくまで個人的な考えですが、危うい探検隊企画の大きな夢としてまず、「百名山を全部登ってみたい」というのがあります。(他のメンバーがどう思ってるかは良く知らないですし、それはそれであや探の意味に間違いないのです。)
これは結構一生くらいのスパンで考えてて、あや探のメンバーでいつまでも楽しく自然の中でバカやってたいなー、という願いでもあります。
で、もうちょっと直近の目標として、
というものを僕は当初から持ってました。
このルートは山に登るものなら誰もが一度はやっておきたいルートとして有名です。
ど素人の僕ですら知っていて、色々な小説や漫画の題材として取り上げられる事も多々あります。
でも、その分、険しくて高度も高くて、冬は日本の中で最も極地といえる場所に変身するようです。
これを踏破するには、
・(IT)コミュニケーション能力
・コラボレーション能力
・ボケ・ノリ 能力
・最低限の身体能力
などを高いレベルで備えたメンバーで、着々と準備をしていくことが重要でした。
準備の第一段階としては、縦走登山ってなんなのかを知りました。
あやたん第1回探検::雲取山(百名山)縦走レポート
次に岩山を登る経験をしました。
あやたん第2回探検::わりとまったり両神山(百名山)
他にもメンバーの大半は富士山に登っていたので高山病の怖さも学んでいました。
すがメモ:富士登山レビュー(百名山)
ゆーすけべー日記:富士山登頂、ご来光&日本一標高の高い理髪店
そして、今回!!
標高3190mの奥穂高岳に登頂しました!
今の経験値だと、とても縦走など2日では無理でしたが、これは夢に向けた大きな一歩でした。
ちなみに、詳細な登山記録は下記のエントリーをご覧下さい。
ゆーすけべー日記:北アルプス奥穂高岳登頂、あやうい探検隊第3弾
shigog:real deadline driven
山行概要だけは、自分のエントリーにも書いておきたいので、ゆーすけべー日記から引用させて貰います。代わりに和田さんのイカす写真を載せちゃう!
山行概要
目的地
奥穂高岳 標高3190m
期間
2007年10月6日 - 7日(1泊2日)
メンバー
すがちゃん、よっしー、ほよ、きーちゃん、俺(計5名)
宿泊地
穂高岳山荘
天気
晴れ
コース
第1日目: 上高地バスターミナル 標高1500m(7:50)→岳沢ヒュッテ跡 (10:30)→カモシカ立場標高2450m(12:10)→紀美子平 標高2910m(14:40)→最低コル(15:20)→奥穂高岳標高3190m(17:10)→穂高岳山荘 標高2980m(18:10)
第1日目歩行時間(休憩含む): 10時間20分
第2日目: 雲取山山荘 標高2980m(7:00)→涸沢ヒュッテ(9:20)→屏風ノコル(10:40)→中畠新道分岐→徳沢キャンプ場(14:20)→上高地バスターミナル 標高1500m(16:00)
第2日目歩行時間(休憩含む): 9時間
おまけ:::
下山中に見たこの木の模様がすごかったです。
やっぱ自然の作る美しさの前には、人間が作ったものなんてどんなに洗練されてても未熟に見えます。
今の時代、何を作っても少なからず環境破壊になります。今更原始時代に戻れないのだからそれは仕方が無い。でも、自然が作る美しさを尊敬し、モノを作る上でも自然に対して謙虚でいること。
そんな意識がこれからのモノ作りに求められる事ではないかと思う今日この頃です。
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