奥出研メンバーで結成された「怪しい登山隊」で奥多摩にある雲取山を中心に1泊2日の縦走登山をしてきました。登頂した山は小さいものもあわせて5つ。迫りくる日没、山荘目前にしての霧の大発生、襲ってくる大量の蚊と虻、下山目前の大雨、そして落雷と登山ほぼ初心者の俺らは多くのあやうい体験に出くわしました。よって、「怪しい登山隊」という名前を「あやうい探検隊」に改名するという案も出るくらい。 というわけで今回の縦走登山、前回の富士登山と同じく携帯で撮影した映像と共にレポート。 ではその前に、ティーザー映像を作ったのでご覧ください。

雲取縦走登山ティーザー映像

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山行概要

一番の目的地
雲取山 標高2017m
期間
2006年8月11日 - 12日(1泊2日)
メンバー
すがちゃん、よっしー、はたやん、ほよ、俺(計5名)
宿泊地
雲取山山荘
天気
晴れのち曇りのち雨&雷
コース
第1日目: 鴨沢口 標高540m(10:30)→堂所(13:00)→七ッ石山 標高1757m(15:10)→小雲取山(16:20)→雲取山 標高2017m(17:10)→雲取山山荘(18:00)
第1日目歩行時間(休憩含む): 7時間30分
第2日目: 雲取山山荘 標高1830m(7:00)→白岩山(8:20)→前白岩山(9:30)→霧藻ガ峰(11:00)→三峰神社 標高1090m(13:30)
第1日目歩行時間(休憩含む): 6時間30分

今回はあやうい探検隊の初登山。 行程は出発口から雲取山までは距離にして12km、標高差1500m、1泊2日コース。一番の目的地は雲取山だが、縦走登山といって連なっている山々を尾根をたどって山から山へ歩いていく。宿泊は山荘に泊まって、食料はすべて自前でもって行き自炊をすることにした。ということでなかなか我々にとってヘビーは山登りとなった。

出発地である鴨沢口へ

山を登り始めるまでも結構長い行程だ。 新宿で待ち合わせ、電車で東京の端っこ奥多摩まで行ってさらにバスで30分ほどかけて出発地である鴨沢口まで行く。俺4時半起き、家出たの5時半、鴨沢口ついたの10時半だから登山するために5時間かかってるじゃん。

メンバーは左からほよ、シェフよっしー、はたやん、隊長すがちゃん、俺
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

(左)まじで東京の端、(中)新宿から奥多摩まで2時間、(右)準備する隊員達/靴だけは本気
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

映像、出発地である鴨沢口へ

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一日目出発、鴨沢口〜七ッ石山

10時半、いよいよ鴨沢口を出発し、最初の山「七ッ石山」を目指す。 歩き始め当初の登山道は比較的平坦な道。朝から強かった日差しも陰ってきたため、途中休憩を挟みつつ結構楽しみながら歩く。

(右)水場には癒される
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

ところが疲れと七ッ石山を前にした急勾配にやられペースダウン。なんとかかんとか登りきりやっと15時過ぎに登頂。雲が出てきたため残念ながら周りの景色がぜんぜん見れないが嬉しい。隊長曰く「これは大きな一歩です」。

(左)これが急勾配、(右)七ッ石山頂上で記念撮影
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

映像、鴨沢口〜七ッ石山

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七ッ石山〜小雲取山〜雲取山〜雲取山荘

で、いよいよこっからが大変。 小雲取山を経由して都内最標高地点である雲取山に向かう。 途中から振り出した雨ともうすでに日没が近いことから焦る。鹿チャンスに出くわして癒されるものの縦走ならではのアップダウンの激しさに隊員達はやられる。

(右)この花がやたら咲いててみんなで「アヘン畑だ」って呼んでた(笑
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

ついに17時過ぎ、雲取山に到着!やったぁ。そして、喜ぶのもつかの間、霧に惑わされ遭難しかけ、マジで命の危険を感じつつつつも18時、山荘へなんとかたどりつく。

雲取山山頂、俺のメガネ曇りまくってる、霧で景色がみえん
雲取山縦走登山

(左)もうまるでジブリの世界、(右)山荘発見した時はそりゃあもう嬉しかったね
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

映像、七ッ石山〜小雲取山〜雲取山〜雲取山荘

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山荘での生活

下界から2000m上にある山荘での生活は楽しい。 山荘につくと早速、夕食を作る。メニューはペンネ、カレー雑炊、卵おじやなどなど。 結構腹いっぱいになってみんな満足。その後、強制的に電灯が20時40分に消され、就寝。 朝は4時30分に起床。雲があってご来光は拝めなかったけれど、気持ちいい朝。 朝ごはんはラーメンを食べる。カレーライスとかラーメンとか日本人が作った料理は偉大だな。

(左)雲取山山荘の名物マスター、(中)夕食の様子まるで一家、(右)カレー雑炊
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

(左)うっすら日の出と俺、(右)朝食の様子
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

映像、山荘での生活

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二日目出発、雲取山山荘〜大ダワ

朝7時に山荘を出発し、いくつか山々を経由して下界を目指す。 これは個人的な趣味なんだが、俺の苗字はワダで、途中に「大ダワ」なる場所があったので、ついはしゃいでしまった。

雲取山縦走登山

映像、雲取山山荘〜大ダワ

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大ダワ〜白岩山〜前白岩山〜霧藻ガ峰〜三峰神社(下界)

白岩山の前後はアップダウンが激しかったが、それ以降は比較的ゆるい下り坂のためなかなかいいペースで歩みを進める。霧藻ガ峰で個人が持ってきたカロリーメイトやバナナやソーセージなんかを分け合って昼飯にする。

(左)白岩山と俺、(右)こんな景色
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

で、いよいよ三峰神社というバスが出ててさらに温泉まである所まであと30分ほどというところで突然の大雨と雷。最後の最後でやられまくる。

雲取山縦走登山

13時30分、三峰神社について縦走登山は終了。疲労困憊、下界のありがたさに感動し、温泉につかって、バスに乗って西武秩父駅までいって、そっから特急に乗って1時間30分かけて池袋にいってあやうい探検隊は解散した。

(左)ゴールに喜ぶ隊員達、(右)疲れて温泉で眠る隊長
雲取山縦走登山 雲取山縦走登山

映像、大ダワ〜白岩山〜前白岩山〜霧藻ガ峰〜三峰神社(下界)

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まとめ

ということで、なかなかヘビーであやうい登山でしたが、やっぱりみんなで山を登るのは楽しいね。 先週は富士山、今回は雲取山ということで、来週は果たして俺はどこかの山に登るのだろうか。 最後に山荘前でみんなが写った記念写真を。

雲取山縦走登山

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コメント(2)

いいですね、青梅で商売しているものです。
奥多摩は車で30分くらいなんで仕事でよくいきます。熊もでるようで、富山県みたいに山岳救助隊もあるくらいなんですよ。
まだ雲取山一度も行ったことがないのですが、近い将来行ってみたいとずっと前から思っています。

古い記事にコメントで恐縮ですが、
Erogeekリーダーが山歩きされるとは・・・
あまりに意外でついコメントしちゃってます。

雲取山は高校時代によく登りに行っていた山で思い出深い場所です。
いい加減雪も溶けててよさそうな時期に天気予報でも晴れを、
ばっちり確認していったのに、登ってるうちに雪が降ってきた挙句に、
吹雪かれて人生初のホワイトアウトを経験した山でもあります。

しかし、みんな楽しそうですね~。
久々に山に行きたくなってきましたよ。
(行きたくなってもこの時期は登らないけど)

鷹巣山経由で雲取山に登るルートも、
結構厳しくて達成感があるので機会が有ったらトライしてみたくださいね。

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ゆーすけべー / yusukebe
Yusuke Wada
1981/12/23 生
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