日本AV女優主演の上映開始 インドネシアで【バンコク共同】世界最多のイスラム教徒人口を抱えるインドネシアで、日本のアダルトビデオ(AV)女優、小沢マリアさん(24)主演の青春コメディー映画「ミヤビ誘拐」の上映が6日始まった。 同映画は昨年、イスラム強硬派が反対デモを行うなど物議を醸し、制作がいったん中止になった。今回の上映でも、イスラム教聖職者の団体から「ポルノ女優がアイドル化されると、青少年に悪影響がある」など反発の声が出ている。 小沢さんは同国でAVの海賊版DVDが広く流通し「ミヤビ」というニックネームで知られる。この映画は、ジャカルタの映画制作会社が昨年9月に制作を発表、イスラム強硬派団体が「道徳破壊者の来訪を拒否する」と抗議デモを行うなど各地で反対運動が起きた。今年3月、シナリオを一部変更し東京で2週間ロケを行い映画を完成させたが、ヌードシーンはないという。 【共同通信】
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