函館球場のマウンド　ダルビッシュ仕様に

五稜郭公園の展望台で限定ユニホームをお披露目した（前列左から）稲葉、金子誠（後列左から）梨田監督、田中 Photo By スポニチ

　８日の楽天戦が行われる函館球場マウンドが、日本ハム・ダルビッシュ仕様になった。日頃は黒土で、足元が掘れやすいマウンドだが、今回は千葉・鎌ケ谷の２軍グラウンドを管理する球団職員を招いて突貫工事。黒土に粘土質のものを混ぜていつもより硬いマウンドを完成させた。

　「これまでもずっと要望してきたこと。ダルビッシュのためではないが、アマ仕様の柔らかいものよりもプロ仕様の硬いマウンドの方がいい」とは球団関係者。とはいえ、札幌ドームなど硬いマウンドを得意とするエースにとっては朗報だ。

　ダルビッシュにとって地方球場登板は３年ぶり４度目だが、過去勝ち星はない。４年前に登板した函館について「何も覚えていない」ととぼけた右腕が、足固めしたマウンドで勝利を目指す。

　≪「ちょっぴりリッチ」な限定ユニ発表≫日本ハムは、７月９日からのオリックス３連戦（札幌ドーム）で着用する限定ユニホームを梨田監督、稲葉らがモデルを務めて函館市内で披露した。デザインは北海道の大地の恵みやファンの声援に感謝する気持ちをイメージした黄金色を採用。梨田監督は「今は貯金ができていない状況だが、このユニホームを着るとちょっぴりリッチな気分になれるね」と、金色にあやかろうとしていた。

[ 2010年05月08日 ]