今話題の歴史教師 当局に封殺

【新唐人2010年5月4日付ニュース】近日、中国共産党宣伝部は、今話題の歴史学教師、袁騰飛さんの動画を封鎖しました。

独特でユーモアに満ちた袁さんの授業は、今大人気です。ネットでは「中国で最もかっこいい歴史教師」との声も。授業中かつて、「中国の教科書の真実の割合は5%以下。試験が終わったらすぐに処分しよう。残してもごみとなるだけ」と述べました。
 
北京出身の袁さんは今年38歳。北京市海淀区の教師研修学校で歴史の教学を研究し、北京民営の精華学校でも教壇に立ちます。
 
報道によると、袁さんの毛沢東思想や共産党への批判が中央宣伝部の怒りを呼びました。北京の上層部はすでに、袁さんの敏感な言論を封じ込めるよう、命令したそうです。大陸の動画サイトに載っていた袁さんの授業風景は、すでに削除されました。
 
海外のyoutubeでは、まだ袁さんの授業内容が見られます。生徒たちが授業の真髄部分をアップロードしたのです。では、その一部をどうぞ。
 
「最もかっこいい」歴史教師 袁騰飛
「毛沢東記念堂には、行っても構わないが、覚えておきなさい、その記念堂は『靖国神社』だ。中に、まつられるのは、両手に人民の血がついた殺人鬼。行ってもいいが、どんな心持で見るのか、あれらはみな偽物だ」
 
「私は天安門広場に絶対行かない。車で通るだけで鳥肌が立つ、4千万の怨魂がおり、実に恐ろしい。名前を変えるべきだ。『大虐殺記念館』と」
 
http://ntdtv.com/xtr/gb/2010/05/04/a403828.html#video (中国語)