リード100 スクーター 全波整流 充電アップ!! lead 100
カテゴリ : その他 > その他 > その他
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
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難易度 | ★ |
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作業時間 | 30分以内 |
作業日 : 2009年07月26日
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ヘッドライトをHIDにしたことにより走行中は放電状態になり、最終的にはバッテリー上がりを引き起こし、セルモーターが回らない。と言う事象に至っていました。1週間に1回充電という面倒なことをしていましたが、耐えきれずに充電量アップすることにしました。
単相半端整流⇒単相全波整流に加工します。意味がわからない方はググればわかるかと思います。
ほとんどの原チャリはエンジンを掛けたときしかヘッドライト&テールランプは点灯しない構造になっています。これは発電方式が半波整流だからです。灯火系ヘッドライト、テール(スモール)は交流です(ブレーキは直流)。充電系は直流回路になっています。
上記のことからヘッドライト、テールランプをLED化し消費電力を減らしても充電量はまったく上がらないのです。別回路ですから当たり前ですねw
私のリード100はテールLED化、ヘッドライトHID化どちらも直流を使用しているため、交流部分はまったく使わない状態でした。使われていない交流を直流に変換し、充電量アップを目指します!!
簡単に言えばヘッドライト、テールで捨てていた電気をバッテリー充電に持っていく感じです(o^-^)o
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全波整流のやり方ってネットで検索しても詳しく掲載しているところが全然無いんですよね・・・しかも難しそうなイメージがありました。
そこで私がそこそこ解りやすく!?整備手帳を書いてみます。
・後でニクロム線と白線をつなぎやすくなるように黄色、白線路外します。
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画像の通り、ニクロム線がアースに落ちているので外してやります。
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画像のように外したニクロム線と黄色をつなぎます。
ジェネレーター加工はたったこれだけで完了です。
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このような感じ!
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純正のレギュレートレクチファイヤは単相半波整流なので単相全波整流のレクチファイヤを使います。
ジョルノクレアの物になります。
結線方法は左下の画像リード100の配線を画像の色の通り結線すれば完了となります。
これで全波整流化は完了となります。
これらの加工は原チャリはみんな加工方法は同じです!
モンキー、中華四輪バギー、カブ、NSR、KSR、グランドアクシス、ディオ、ジョグ、アドレス、V125、などなど・・・対象車種はいっぱい!
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HID無点灯
【全波整流加工をする前】 【加工後】
・アイドリング 13.20V ⇒ 14.41V
・4500回転 13.50V ⇒ 14.44Vリミッター電圧まで上がります♪
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HID点灯
【全波整流加工をする前】 【加工後】
・アイドリング 12.12V~無限大に減る⇒13.21V
・4500回転 12.6V~徐々に減る⇒ 14.12V
リード100のニクロム線はリード90や他車、原付二種に比べて太いようです。1.2mmほどありました。
よってデータを見るとわかりますが大幅に充電量がアップしたことがわかります。
太い線に巻きなおす必要は無いようです。
バッテリー上がりも無く安心して乗れるようになりましたo(≧∇≦o)
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