|
2010年5月7日(金) 19:20 |
|
|
流出した油の処理に禁止薬剤使用
倉敷市の海上で、タンカーから流出した油を法律で海にまくことが禁止されている薬剤を使用して処理したとして、水島海上保安部がタンカーの乗組員から事情を聞いています。
海上保安部が事情を聞いているのは、聖朋海運の所有するタンカー聖幸丸の乗組員6人です。 6人は午前6時30分頃、倉敷市玉島の3号埠頭付近の海上で、雨の影響で甲板の上から海に流れ出た油を、法律で海上にまくことが禁止されている台所用洗剤を使って中和処理していた疑いです。 海にどの程度油が流れ出たかはまだ分かっていません。 海上保安部によりますと、午前9時10分には、海上の油はほぼ消滅したということです。 現在、流出した油と台所用洗剤による海への影響を調べていますが、これまでのところ漁業被害などの報告は入っていないということです。
|
|