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トーク飛ばして録音 新型レコーダーがリスナー巻き込んで物議 (2/2ページ)
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一方で、FMラジオ局の反応は、「とても寂しく思う」(NACK5)との意見もあるが、「いい悪いと論じるつもりはない」(J−WAVE)、「特に苦情を言うでもなく様子見」(TOKYO FM)と冷静だ。リスナーがラジオに接触する機会を増やしたい局側は、高性能のラジオ付きレコーダーの登場を歓迎する向きもあるようだ。
「音楽だけを聴きたいというリスナーのニーズはある」というラジオ局もある。短波放送のラジオNIKKEIは、ほとんどトークを入れずに音楽を流す番組を5月初旬に放送した。
同局はこれまでも、株式市場が開いていない時間帯にクラシック音楽などを流していたが、「ここ1〜2年で曲目などの問い合わせが増えた」という。薬師神美穂子編成センター長は「音楽は、聞いている人の思い入れが反映される。このシンプルな番組が好評ならレギュラー化も考えたい」と話している。