GWに北海道のとある場所で、奇跡のような出会いがあったようです。
びっくりです。
許可をいただいたのでメールを転載させていただきます。
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B君ママ→花風社
現在、小学2年生の息子が自閉症です。まだ、言葉がありません。知能テストでは測定不能と言われました。
私は花風社さんの本は読んだことがありませんでした。でも、中田大地君の本は小学生が書いた本と言う事で心を惹かれ購入しました。でも、読んでも「頭のいい子は違う。」そんな風に思いました、私には息子が将来働くことなど考えられませんでした。
この連休中に我が家も主人があちこちに遊びに連れて行ってくれました。大きな公園で小学生のお兄ちゃんと二人の娘さんを連れた家族に出会いました。大きなバランスボールや少し柄の長い縄飛び、丸い輪のようなもの、パイロンなど変わった道具を用意して遊んでいるようでした。お母様はスケッチブックやカードのようなものをお子さんたちに見せていました。その様子に息子は気になったのか、その家族に寄って行ってしまいました。障害のある息子です。嫌がられたり驚かれると思ったのですが、そのお母様はさっと息子にカードを手渡してくれました。私は謝罪して息子の事情を説明しようとしました。でも息子の様子がいつもと違い驚きました。支援センターや学校でも視覚的支援を進めていますがマッチングも出来ないでいました。カードに興味がないと思っていました。でもそうではなかったようです。ボールのカードを渡すとボールがもらえるのが楽しいようでした。その後は誘っていただき、お子さんたちの中に息子も一緒に入れて遊んでもらいました。お母様とお子さんたちを見ていて、大地君を思い出しました。思い切ってお母様に伺いました。少し驚いた顔をしていました。いろいろ話を聞きたかったんです。主人は学校に講演に来て欲しいとまでお願いしました。全部断られてしまいました。自分も普通の母です。立派な人は他にたくさんいます。と言われました。
それから、主人と色々探してつぃったーで見つけました。電話もメールも教えては下さいませんでした。でも、あの日の数時間にお母様が視覚的支援は何かを私たちに教えてくれました。あれ以来トイレをカードで教えてくれます。いただいた数枚のカードで欲しいものを要求するようになりました。寝る前に声の模倣遊びを一緒にしています。一言お礼がしたかったと悔やんでいます。でも、それはお母様は望んではいないように思いました。大地君シリーズの第二弾が出てくれると嬉しいです。すごいお母様たちの子育てや療育について、もっともっと知りたくなりました。
今回、大地君にあって本当にピュアな心で真っすぐに育っている事を知りました。少し突っかかりながらも難しい言葉をよく知っています。敬語も上手です。中々言葉に出ないのを身振り手振りで絵にして伝えようとする姿。少々時間がかかっても一生懸命に聞こうとする親の姿に感動しました。これが本当の家庭療育なんだと思いました。改めて大地君の本を読み返す事にしました。
=====
おやおや、どうやら大地君一家に偶然出会った自閉っ子ファミリーがいたそうです。そして白くま母さんのあげた絵カードが役に立ってトイレトレーニングがうまくいったとのこと。それまで療育センターや学校での指導ではできなかったのに。
これはこれは、と思って私は白くま母さんにこのメールを転送しました。
そうしたら母さんからB君のパパママへお返事が。
白くま母さん→B君のパパママ
北海道のゴールデンウィークは寒い日が多かったですが、皆さんにお会いした日は春の日差しが心地よい日でしたね。
ほんの数時間でしたが、一緒に過ごせた事は楽しい時間でした。また私を探して連絡いただき嬉しく思います。
私は教師でも療育者でもないです。ですから講演をするような立派な人間ではありません。
人の前で話して聞かせるようなネタは何も持っていません。本を出せるような特別な事はしていません。
もしそういった特別な資格や経験があったとしても、私は人を集めて啓もう活動や勉強会をしたり、講演をする事はないと思います。
1日は24時間しかないですから、私にはそんな余裕はないのです。出来る事なら、一緒に居れるうちは子供たちといたいと思っています。
もう数年したら子供たちも私の手を離れていくでしょうが、いましばらくは3人の子供たちと戯れていたいと思っています。
中には立派な先生や、有名なカリスマお母さんが全国で講師をしている方がいます。そういう方にお願いしてみてください。
最近のお子さんの様子を伺い「子供ってすごいな!」が感想です。
私は我が子を人間として育てたいなら、排泄と食事の自立は大事なことだと思っています。
言葉があろうが無かろうが「コミュニケーションがとれる。」事は人間関係を作る上で大事なことだと思っています。
自分が英語を話せなくてもアメリカ人に気持ちを伝えようと努力するのと変わりはないと思います。
Bちゃんが楽しく、周囲の人たちに思いを伝える事を覚えられたら素敵だと思います。
私は大地にはそういう思いで接しています。でもこういう事はどのお母さんもされている事だと思います。
私は当たり前のことをしている普通のお母さんです。今度どこかでお会いする時は「ママ友」として声をかけてください。
BちゃんがBちゃんらしく生きていけますように…私も祈っています。
B君パパ→花風社
おはようございます。このたびは、大地君のお母様に連絡を取ってくださりありがとうございます。返事が来るとは思ってもいませんでした。夫婦で驚いています。正直、息子の事では何をしていったらいいのか途方に暮れていました。療育センターでも学校でも大きな成果はなく、先生には「こんなに重い子はみた事がない。」と言われました。病院もいろいろかかりました。しかし、どの病院でも具体的な治療はされません。ネットでも調べました。同じような重度の障害を持つそらパパさんのホームページを読んで目の前が暗くなりました。ホームページでいろんな方の相談を受け、たくさんの本を読み、本を出し、講演している一生懸命なお父さんのお子さんでも奥様のブログを読むと決して良い療育の成果が出ているようには思えませんでした。私たち夫婦もいろんな療育方法を勧められましたが、そのページでは良い評価がされていませんでした。結局息子はこのまま何も変わらないのだと諦めていました。ですから大地君の本を読んだ時は私はそらパパさんと同じように怒りがこみ上げてきました。頭がいい子と一緒にして欲しくない。自閉症とは言っても別の障害と言っても同じじゃないか。と
思いました。
先日、偶然にも大地君親子と出会い。幸運にも一緒に過ごせた事で多くの疑問や怒りが払拭されました。大地君のお母様は謙遜されていますが、あの方は私に言わせればただものではありません。療育に熱心な親御さんや有名な先生、本当に多くの方たちに知り合いました。どの先生や親御さんとも違う方でした。
昨日は休み明け、息子は久しぶりに登校しました。トイレの粗相は一度もなく、自分でトイレのカードを出していたそうです。嫌だ。して欲しい。の要求が出来る事でパニックどころか癇癪もなく1日を学校で過ごしてきたそうです。学校の先生も驚いていました。息子への指導と療育への道が見えたと言われました。息子はきちんとした発語はありませんが、短音で物の名前や人を呼んでいるようだという事が解ってきました。私たち夫婦は希望が見えてきました。
私たちのように間違った情報をうのみにし、子供を正しく見ることが出来ない。子供にあった療育をできずにいる親がたくさんいると思います。ブログを拝見し、私も貴社と心ない親たちの問題を拝見しました。役に立てるなら私たちの体験談をみなさんに紹介して下さい。
びっくりです。
許可をいただいたのでメールを転載させていただきます。
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B君ママ→花風社
現在、小学2年生の息子が自閉症です。まだ、言葉がありません。知能テストでは測定不能と言われました。
私は花風社さんの本は読んだことがありませんでした。でも、中田大地君の本は小学生が書いた本と言う事で心を惹かれ購入しました。でも、読んでも「頭のいい子は違う。」そんな風に思いました、私には息子が将来働くことなど考えられませんでした。
この連休中に我が家も主人があちこちに遊びに連れて行ってくれました。大きな公園で小学生のお兄ちゃんと二人の娘さんを連れた家族に出会いました。大きなバランスボールや少し柄の長い縄飛び、丸い輪のようなもの、パイロンなど変わった道具を用意して遊んでいるようでした。お母様はスケッチブックやカードのようなものをお子さんたちに見せていました。その様子に息子は気になったのか、その家族に寄って行ってしまいました。障害のある息子です。嫌がられたり驚かれると思ったのですが、そのお母様はさっと息子にカードを手渡してくれました。私は謝罪して息子の事情を説明しようとしました。でも息子の様子がいつもと違い驚きました。支援センターや学校でも視覚的支援を進めていますがマッチングも出来ないでいました。カードに興味がないと思っていました。でもそうではなかったようです。ボールのカードを渡すとボールがもらえるのが楽しいようでした。その後は誘っていただき、お子さんたちの中に息子も一緒に入れて遊んでもらいました。お母様とお子さんたちを見ていて、大地君を思い出しました。思い切ってお母様に伺いました。少し驚いた顔をしていました。いろいろ話を聞きたかったんです。主人は学校に講演に来て欲しいとまでお願いしました。全部断られてしまいました。自分も普通の母です。立派な人は他にたくさんいます。と言われました。
それから、主人と色々探してつぃったーで見つけました。電話もメールも教えては下さいませんでした。でも、あの日の数時間にお母様が視覚的支援は何かを私たちに教えてくれました。あれ以来トイレをカードで教えてくれます。いただいた数枚のカードで欲しいものを要求するようになりました。寝る前に声の模倣遊びを一緒にしています。一言お礼がしたかったと悔やんでいます。でも、それはお母様は望んではいないように思いました。大地君シリーズの第二弾が出てくれると嬉しいです。すごいお母様たちの子育てや療育について、もっともっと知りたくなりました。
今回、大地君にあって本当にピュアな心で真っすぐに育っている事を知りました。少し突っかかりながらも難しい言葉をよく知っています。敬語も上手です。中々言葉に出ないのを身振り手振りで絵にして伝えようとする姿。少々時間がかかっても一生懸命に聞こうとする親の姿に感動しました。これが本当の家庭療育なんだと思いました。改めて大地君の本を読み返す事にしました。
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おやおや、どうやら大地君一家に偶然出会った自閉っ子ファミリーがいたそうです。そして白くま母さんのあげた絵カードが役に立ってトイレトレーニングがうまくいったとのこと。それまで療育センターや学校での指導ではできなかったのに。
これはこれは、と思って私は白くま母さんにこのメールを転送しました。
そうしたら母さんからB君のパパママへお返事が。
白くま母さん→B君のパパママ
北海道のゴールデンウィークは寒い日が多かったですが、皆さんにお会いした日は春の日差しが心地よい日でしたね。
ほんの数時間でしたが、一緒に過ごせた事は楽しい時間でした。また私を探して連絡いただき嬉しく思います。
私は教師でも療育者でもないです。ですから講演をするような立派な人間ではありません。
人の前で話して聞かせるようなネタは何も持っていません。本を出せるような特別な事はしていません。
もしそういった特別な資格や経験があったとしても、私は人を集めて啓もう活動や勉強会をしたり、講演をする事はないと思います。
1日は24時間しかないですから、私にはそんな余裕はないのです。出来る事なら、一緒に居れるうちは子供たちといたいと思っています。
もう数年したら子供たちも私の手を離れていくでしょうが、いましばらくは3人の子供たちと戯れていたいと思っています。
中には立派な先生や、有名なカリスマお母さんが全国で講師をしている方がいます。そういう方にお願いしてみてください。
最近のお子さんの様子を伺い「子供ってすごいな!」が感想です。
私は我が子を人間として育てたいなら、排泄と食事の自立は大事なことだと思っています。
言葉があろうが無かろうが「コミュニケーションがとれる。」事は人間関係を作る上で大事なことだと思っています。
自分が英語を話せなくてもアメリカ人に気持ちを伝えようと努力するのと変わりはないと思います。
Bちゃんが楽しく、周囲の人たちに思いを伝える事を覚えられたら素敵だと思います。
私は大地にはそういう思いで接しています。でもこういう事はどのお母さんもされている事だと思います。
私は当たり前のことをしている普通のお母さんです。今度どこかでお会いする時は「ママ友」として声をかけてください。
BちゃんがBちゃんらしく生きていけますように…私も祈っています。
B君パパ→花風社
おはようございます。このたびは、大地君のお母様に連絡を取ってくださりありがとうございます。返事が来るとは思ってもいませんでした。夫婦で驚いています。正直、息子の事では何をしていったらいいのか途方に暮れていました。療育センターでも学校でも大きな成果はなく、先生には「こんなに重い子はみた事がない。」と言われました。病院もいろいろかかりました。しかし、どの病院でも具体的な治療はされません。ネットでも調べました。同じような重度の障害を持つそらパパさんのホームページを読んで目の前が暗くなりました。ホームページでいろんな方の相談を受け、たくさんの本を読み、本を出し、講演している一生懸命なお父さんのお子さんでも奥様のブログを読むと決して良い療育の成果が出ているようには思えませんでした。私たち夫婦もいろんな療育方法を勧められましたが、そのページでは良い評価がされていませんでした。結局息子はこのまま何も変わらないのだと諦めていました。ですから大地君の本を読んだ時は私はそらパパさんと同じように怒りがこみ上げてきました。頭がいい子と一緒にして欲しくない。自閉症とは言っても別の障害と言っても同じじゃないか。と
思いました。
先日、偶然にも大地君親子と出会い。幸運にも一緒に過ごせた事で多くの疑問や怒りが払拭されました。大地君のお母様は謙遜されていますが、あの方は私に言わせればただものではありません。療育に熱心な親御さんや有名な先生、本当に多くの方たちに知り合いました。どの先生や親御さんとも違う方でした。
昨日は休み明け、息子は久しぶりに登校しました。トイレの粗相は一度もなく、自分でトイレのカードを出していたそうです。嫌だ。して欲しい。の要求が出来る事でパニックどころか癇癪もなく1日を学校で過ごしてきたそうです。学校の先生も驚いていました。息子への指導と療育への道が見えたと言われました。息子はきちんとした発語はありませんが、短音で物の名前や人を呼んでいるようだという事が解ってきました。私たち夫婦は希望が見えてきました。
私たちのように間違った情報をうのみにし、子供を正しく見ることが出来ない。子供にあった療育をできずにいる親がたくさんいると思います。ブログを拝見し、私も貴社と心ない親たちの問題を拝見しました。役に立てるなら私たちの体験談をみなさんに紹介して下さい。