強い寒気と低気圧の影響で、22日未明から、ほぼ県内全域で雪が降った。県内では今月17日にも雪が降ったが、福島地方気象台によると、福島市では過去20年で最も遅い降雪を観測した。
会津や浜通りの山間部では22日未明から降り始め、午後3時までの降雪量は▽只見5センチ▽天栄村湯本6センチ▽檜枝岐3センチ▽白河3センチ▽猪苗代2センチ--など。
最高気温も上がらず、会津若松で6・5度、郡山7・5度、福島9・6度--など、3月中旬から下旬並みだった。県内では25日まで低温傾向が続くとみられ、同気象台は農作物への影響について注意を呼び掛けている。【金寿英】
毎日新聞 2010年4月23日 地方版