ローマとは趣違いますが…

　来年７〜９月の大型観光キャンペーン「群馬デスティネーション・キャンペーン（ＤＣ）」を控え、県が観光ＰＲポスターを一新した＝写真。タイトルは「グンマの休日」−−。

　県は、いずれもタレントで藤岡市出身の中山秀征さんと、下仁田町出身の井森美幸さんを「ぐんま大使」に任命しており、ポスターに２人を起用した。

　赤城山や妙義山、嬬恋村のキャベツ畑などを背景に、中山さんらが旅行かばんを手にするレトロなデザイン。約１万枚作製された。

　４月下旬から東京都内のＪＲ、東京メトロなどの計２６駅で張り出しを開始。新宿や銀座の商業ビルなどにある大型ビジョンでは、中山さんらが焼きまんじゅうを投げるなどの観光ＰＲ映像も流れる。

　県ではこれら宣伝費に約９００万円を投じた。県観光物産課は「『ローマの休日』とはイメージが合わないが、自然豊かな『グンマの休日』を積極的にアピールしたい」と話している。