新たに牛6頭が口蹄疫の疑い 宮崎県の農家宮崎県都農町の農家でウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いがある牛3頭が確認された問題で、宮崎県は21日、新たに川南町の農家の牛6頭が感染した疑いがあると発表した。県は、この農家が飼育する65頭すべてを処分する方針。 県によると、20日朝に口内に軽い潰瘍がある牛を獣医師が見つけ、宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡。家畜防疫員が立ち入り検査すると、乳用牛4頭と黒毛和牛2頭の計6頭に症状がみられ、動物衛生研究所の関連施設(東京都小平市)による遺伝子検査で陽性と判明した。 この農家は、最初に感染の疑いがある牛3頭が確認された都農町の農家から南に約3・4キロ。家畜のえさは異なり、接点は不明という。県畜産課の担当者は「警戒を強めなければならない」と話している。 【共同通信】
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