ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)は7日、ホテルのレストランのメニューに「京地鶏」と表示した弁当に、実際はブロイラーを使っていたと発表した。ホテル側は、弁当を食べた735人に代金3千円を返金するという。
同ホテルによると、レストラン「ル・タン」で4月限定メニューとして販売した「春の行楽いろどり弁当」。具材の鶏のすき焼きに「京地鶏」を使っているとうたっていたが、調理担当者が誤ってブロイラーを発注。弁当を食べた客から「地鶏でないみたい」との投書があったという。
ホテルの担当者は記者会見で「発注の確認に不備があった」と謝罪した。10日からお客様相談室(0120・116・700、午前10時〜午後6時)で返金に応じるという。