b7199220-6494-400e-9d3b-1365ac32348a_300_250            どうも宇宙人は喧嘩の仕方を知らないらしい。喧嘩はチキンレース、ハッタリの掛け合いで、先にビビッタほうが、負ける。博打もポーカーも同じであって、たとえばワンペアしかなくても、相手がストレートフラッシュでも、降りさえしなければ、勝てるのだ。万一とかもしも、とかをチョットでも心配したら負ける。全財産失っても、たとえ殺されてもいいという覚悟さえあれば、勝てるのだ。

むこうもハッタリだから、万一の事態がおきても実際は殺されなくて、せいぜい簀巻きにされて腕を折られる程度であろう。

沖縄を訪問した鳩山由起夫は、とにかく謝って、自分の無知をさらけ出した。でもその戦法では勝てない。

「海兵隊」を入れたワンセットの米軍が「抑止力」であることを知らなかったという嘘で、乗り切れると思ったら大間違いだ。これは裏を返せば「海兵隊つきで、土地や小遣いをだせ」といっているアメリカの恫喝に対する鳩山なりの皮肉であろうが、アメリカの「ならば中国や北080702c5aが攻めてきても俺は知らないよ」というハッタリに負けてしまっている。「北も中国もそれほど莫迦じゃない。こんな厄介な国家を占領して重荷になるだけだ。困るのはあんたのほうだろう」となぜ言えない。こんな簡単なチキンレースに負けているのが、どうも信じられない。 

もちろん口先だけの「誠意」が沖縄や徳之島に通用するはずがないことを見越して、アメリカに「努力しましたが、地元の了解を得られませんでした」といって自民党と合意した辺野古案を諦めさせるつもりだろうが、ペンタゴンはそれほどアマちゃんではない。

で、最後はテニアンカードをちらつかせながら、落としどころは金である。湾岸戦争でのテラ銭、多国籍軍のショバ代90億ドルを忘れてはいない。豆鉄砲を食らったフリをしている「決定力」のない鳩山でなく、交渉相手は検察審査会も認めた「絶対権力者」小沢一郎であることを一番よく知っているのはアメリカである。ペンタゴンは90億ドル を拠出して手打ちにしたのが小沢であったことを学習している。

さて今回もアメリカの思惑通りいくかどうか。いまのところ検察・マスコミ総動員  して小沢を追い詰めてはいるが、、、。   

大量の小沢チルドレン軍団を引き連れて、中国にいった小沢流アメリカ向けのデモンストレーションのハッタリに、ペンタゴンが今もビビっているかどうかが問題である。

心臓に欠陥を抱えた先のない命がけの小沢5月来訪予定をアメリカがスケジュールが合わないから、とりやめにしたぐらいだから、まだハッタリは有効だろう。