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話題のLED電球、その魅力とは?

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)5月 6日(木) 11時48分配信 / 経済 - 経済総合
話題のLED電球、その魅力とは?
量販店には専用売り場も。(写真は、LAB…
 この1、2年、毎日のようにニュースや記事で「LED」の文字を目にするようになりました。ディスプレイや電球など、色々なものに使われていそうですが、実際のところ「LEDって何?」という方も多いはず。

【詳細画像または表】

 私もお仕事の関係でLEDについて質問されることが多くなりました。特に、昨今CMでも各社が盛んに宣伝している「LED電球」。「白熱電球がなくなるから、LED電球にしなきゃいけないの?」「蛍光灯はどうなるの?」などなど、盛んにご質問を受けるようになりました。

 今回は、そんなLEDの魅力についてお話しようと思います。そもそもLED(Light《光る》 Emitting《出す》 Diod《半導体》)は、電気を流すと発光する半導体の一種。発光ダイオードとも呼ばれています。数年前にニュースなどで話題になっていた青色LEDが開発されたことで、高輝度LEDが実現できるようになりました。

LEDの特徴はいくつかあります。

【1】長寿命

たとえば白熱電球の寿命が1000〜2000時間なのに対し、LED電球は約4万時間。ということは、取替えの手間がグーンと減りますね。特に、メンテナンスがなかなかできない場所に最適なのです。特に、女性のひとり暮らし、年配の方にとっては、取り替える機会が少なくなるというのはよいことですよね。

【2】発光効率が高い

少ない電力で明るい光を出せるということです。同じ明るさの蛍光灯と比較すると、消費電力が約半分と言われているので、とってもエコです。

【3】指向性が高い

光が拡散しないので、照らしたいものを狙って明るくしてくれる特徴があります。

【4】さまざまな発色が可能

イルミネーションなどでお馴染みですね。CMでも、色が変わるといったことをアピールポイントにしているメーカーさんもいるようです。

【5】赤外線や紫外線が少ない

熱を嫌がる食料品や劣化を嫌がる美術品などにも向いているとされています。

【6】寒いところに強い

蛍光灯などは、寒い日はなかなか明るくならないという難点がありました。そこで、冬場、特に寒冷地ではすぐに点灯するLEDは大助かり。最近では、冷蔵庫の中でもLEDの光が活躍しています。熱の多い白熱電球に比べても、食物をいためないというメリットもあります。

【7】水銀フリー

水銀を使わないので、環境に優しい、という意味でこちらもエコ。

……などなど、これまでの照明にはないさまざまな良さがあります。

 この特徴を生かして、これまでに、お馴染みのイルミネーションはもちろん、携帯電話やパソコンのバックライト、懐中電灯、信号などで活躍してきました。最近はLEDテレビも登場して話題になっていますよね。

 そして、更に進化して生活の場に入ってきたのが、LED電球。白熱電球や電球型蛍光灯と似た形状で、生活の中で違和感のない自然な光にするために、各メーカーは苦心しているのです。元は小さな粒のLEDを集めて、明るさを出すわけですが、発光効率を工夫したり光のムラをおさえたり、カバーを工夫して光の拡散を上手にコントロールしたり……。値段も下げるために、各メーカーの競争が激化。作り手のそんな涙ぐましい努力のかいもあって、とうとう手の届く値段になってきました。その結果、店頭やテレビCMでもよく見られるようになり、各社販売競争にしのぎを削っているというわけです。

 まだまだ進化中のLED。気になるLED電球の賢い使い方については、また次回お送りします! 



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  • 最終更新:5月 6日(木) 11時48分
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