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【格闘技】

協栄・金平会長が帰国 大毅に坂田戦呼びかけ

2010年5月7日 紙面から

 WBA世界フライ級王者亀田大毅(21)=東日本協会=と同級7位坂田健史(30)=協栄=の世界戦の興行権を落札した協栄ジム・金平桂一郎会長(44)が6日、米ラスベガスから帰国。「大毅君はせっかく取ったベルト。ぜひ防衛戦をしてほしい。坂田と戦ってほしい」と、あらためて大毅に対戦を呼びかけた。

 入札から20日目となる今月24日までに、両陣営のサインが入った契約書をWBAに提出しなくてはならない。亀田陣営と前所属の協栄ジムはファイトマネーの未払いをめぐり係争中、大毅は東日本協会預かりと、問題は山積だ。「WBAは今回の対戦と裁判は関係ないと言っている。(大毅を預かる)協会長の大橋会長、JBCと早急に話をしたい。亀田陣営を含めて、慎重に対応していきたい」と、金平会長は裁判と対戦は別問題と強調した。

 大毅がサインを拒んだ場合、王座はく奪となる。暫定王者コンセプシオン(パナマ)が正規王者に昇格し、坂田が挑戦することになる。 (森合正範)

 

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