橋下知事、平松市長に「公開討論会」開催を提案
大阪府の橋下徹知事は6日の記者会見で、大阪市の平松邦夫市長が「府の財政は市よりも深刻」と指摘したことに反論し「借金の総額だけで府と市を比べること自体がナンセンス」と批判。「役所のつくった(借金の)数字で言い分を言い合ってもしょうがない」として、財政状況や持論の「大阪都構想」に関して、同市長との公開討論会開催を提案した。
平松氏は記者団に「知事がそうおっしゃっているなら行きます」と応じる意向を示した。橋下氏は開催時期について「できる限り早く」と希望。一方、平松氏は5月中は難しいとの認識を示した。
[ 2010年5月7日付 ]
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