三塚という選手…豪快プレー、涙もろい一面も

１番ホール、ティーショットを放つ三塚 Photo By スポニチ

　【サロンパスカップ第１日“棄権騒動”】三塚はツアーでも屈指の飛ばし屋で、１メートル７２、６５キロの体格を生かした２７０ヤード超級のドライバーショットは実にパワフルだ。

　０７年９月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子で初優勝し、通算３勝。その豪快なプレーを好むファンも多い。コースを離れれば、マンガ好きでゲーム好きという“アキバ系”な一面もあり、ゲームをやりすぎて予選落ちして母からゲーム禁止令を出されたり、ツアー初優勝の賞金で“こち亀”全巻を買いそろえた逸話もある。豪快なプレーぶりとは対照的に涙もろく、仲のいいプロが勝った時には、優勝した本人が泣いていないのに三塚だけが泣いていたこともあった。スロープレーの注意を受けたことはこれまでもあったが、実際に罰則を受けたのは今回が２度目。昨年９月の日本女子プロ選手権初日に、初めて遅延ペナルティーを受けていた。 【第１Ｒ】

[ 2010年05月07日 ]