携帯電話の普及により、「個」と「個」コミュニケーション手段が電話からe-メールへと移行し、携帯電話は、『個』を特定するインフラとなりつつあります。現在では、大切な相談もe-メールで済ませる時代になり、社会は『個』の集合であるという概念が失われつつあります。

 私たちは、このような時代にあっても、昔ながらの情報交換を大切にし、携帯電話を利用した双方向のコミュニケーションシステムを開発しました。このシステムは『個』の集合をベースとしたユビキタスなネットワーク環境を提供しています。このネットワーク全体をKnowledge Information Collaborating Network(KInCo-Net)と呼び、:金鯱(KInCo)をイメージした名古屋発の双方向情報交換データベースシステムを提供しています。

 このITエンジンは、名古屋大学医学部医療システム管理学(大洋薬品寄附講座)教室が開発したホスピタル・ナビのUbiquitous Mobile Infra Structure(UMIS)のエンジンとしても採用され、『今見てもらえる病院・診療所情報』(http://www.hospitalnavi.jp/public/s_night/index.php)の提供を支援しています。

 私たちMSドリームは、『個』と『個』が集まり『社会』を形成する、ネクストソサイエティを提案するという明確なビジョンのもと、様々な場面で頼られ必要とされる会社を目指し、これからも積極的なコミュニケーションを図ることで更なる企業価値の向上につとめてまいります。