メキシコ遠征へ出発した棚橋=成田空港
新日本の棚橋弘至(33)が5日、5年ぶりのメキシコ遠征へ旅立った。3週間のサーキットはVIP待遇で、7日(現地時間)の初戦はアレナメヒコのメーンでいきなりCMLLタッグ王座に挑戦する。タイチ、OKUMURAと合体する棚橋は「限界までやって、いろいろ詰め込んできます。一皮むけると思う」と、敵地戴冠をステップに反攻ロードを目指す。
“真壁政権”の誕生で新日本マットは様変わり。チャラ男も「進化が止まった。甘かった」と反省する。自らの置かれた立場も十分承知で「はい上がってみせる」と、G1クライマックスでの“復権”へ向けて試練克服を誓った。
(2010年5月5日)