スカイプ、国際電話の13%を占有

 全世界で行われる国際電話の通話のうち、8分の1以上がインターネット電話サービス「スカイプ」によるものであることが分かった。

 米国の調査会社テレジオクラフィーは5日、昨年全世界で行われた国際通話4060億分のうち、13.3%に当たる540億分がスカイプによる通話だったことを発表した。スカイプは、世界で5億2100万人が加入する世界最大のインターネット電話サービスで、一般の有線・無線電話に比べ料金が安く、スカイプ利用者同士なら世界中どこでも無料で通話できる。

 スカイプによる通話は、2008年には330万時間だったが、1年間で64%も増加した。国際電話全体の通話時間は、過去25年間で年平均15%ずつ増加してきたが、ここ2年間は8%の増加にとどまり、伸び率が鈍化している。

張祥鎮(チャン・サンジン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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