汝矣島の支流生態公園、きょうオープン

幅130メートル、全長4.6キロ規模

 ソウル・汝矣島の63ビル-国会議事堂一帯の支流周辺が生態公園として変ぼうを遂げ、子どもの日の5日、市民に開放される。

 汝矣島の支流生態公園は、幅130メートル、全長4.6キロ、広さ75万8000平方メートル規模で、昨年9月、汝矣上流IC-下流IC3.4キロ区間を部分的にオープンしたのに続き、汝矣上流IC付近の400メートルと下流IC付近の600メートル、文化橋200メートルなど、残りの区間をきょうオープンする。サイクリングロード4.7キロや散策路7.4キロが作られ、五つのアーチ橋も掛けられた。

 生態公園は六つのテーマに分けられ、汝矣上流部分は「汝矣景観区域」、63ビル-汝矣橋区間は「水質浄化湿地区域」、汝矣橋-ソウル橋は「生態体験学習区域」、ソウル橋-パチョン橋区間は「柳文化区域」、パチョン橋-国会議事堂区間は「生態保全区域」、汝矣下流部分は「水辺景観探訪区域」として整備された。

 漢江と支流が出会う上流地点の「汝矣景観区域」には、漢江の景観を眺められる草地と芝生の広場、パークゴルフ場、散策路などが作られた。汝矣島漢江公園そばにある汝矣下流IC部分では、丘の上の広い野原で漢江や栗島の景色を眺望できるようになっている。

 「生態体験学習区域」は市民が生態について学べるよう、生態水路と柳の森などを作り、「柳文化区域」は余暇を楽しめるよう、柳広場、菖蒲園、荻群落などを整備し、生態学習の場としての役割を担えるようにした。

 「水質浄化湿地区域」にはさまざまな形態の湿地を造成、汝矣島支流の水質を浄化するのに重点を置いている。「生態保全区域」は通行路を迂回する方法で歩行者の出入りを制限し、湿地を保護するようにした。

写真提供=ソウル市

李恵云(イ・ヘウン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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