現代自、新車効果で米国販売好調
米国市場で新型ソナタ(YF)を発表した現代自動車は、同国での4月の販売台数が前年同期を30%上回った。
現代自は米国市場で4月に新型ソナタ1万8536台を含む4万4023台を販売した。車種別ではホンダのアコード(2万9311台)、トヨタのカムリ(2万7914台)には及ばないが、日産の北米向け中型セダン、アルティマ(1万4762台)を上回り、アジア系の中型セダンで上位3車種に食い込んだ。現代自の4月の販売増加率はスバル(48%、2万3198台)、フォルクスワーゲン(39%、3万2580台)に続き3位だった。
現代自関係者は「新型ソナタに対する市場の反応は良好で、アコードやカムリのように月2万台の販売達成も可能だ」と指摘した。
- 新型ソナタ(YF)
一方、起亜自動車は4月に前年同月比17%増の3万36台を売り上げたが、販売増加率は市場平均の20%をやや下回った。現代・起亜自の合計市場シェアは7.5%で、前年同月を0.2ポイント上回り、メーカー別では日産を抑えて6位となった。
現代自の米国市場での販売が中型セダンクラスで全体として伸び悩んでいることは課題として残る。アジェラ(韓国名グレンジャー)は237台、ジェネシスは2265台、ベラクルーズは550台の販売にとどまった。昨年時点で起亜自より販売台数が少なかったフォルクスワーゲンは、4月に起亜自を2500台上回った。
一方、販売台数上位は、首位のゼネラル・モーターズ(GM)が前年同月比7%増の18万3614台、2位のフォードが同25%増の16万7283台、3位のトヨタが同24%増の15万7439台だった。ホンダは同13%増の11万3697台にとどまったが、堅実経営で収益性を伸ばしており、2010年3月期の連結営業利益は前期比92%増の3638億円に達した。クライスラーは同25%増の9万5703台だった。
崔元碩(チェ・ウォンソク)記者
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