大邱国際陸上:世界トップクラスの選手が集結

 ジャマイカと米国の短距離のスター選手が19日、大邱国際陸上競技大会で対決する。大会組織委員会は3日、出場選手のリストを公開した。

 男子の部では100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)=9秒58=やマイク・ロジャース(9秒94)らが出場する。ボルトは今季まだ公式戦で100メートルを走っていないが、「現在、コンディションは95%程度まで高まった」と話しており、大邱大会での優勝を予告した。ボルトは2日、ジャマイカでの200メートルレースで19秒56という歴代4位のタイムをマークした。

 一方、女子の部の100メートルは激しい戦いが予想されている。米国からは、昨年10秒64のタイムをマークしたカルメリタ・ジーターが参戦する。ジャマイカ勢では、ベロニカ・キャンベル=ブラウン(10秒85)とシェロン・シンプソン(10秒82)が出場する。

 男子110メートル障害も見ものだ。世界記録保持者のダイロン・ロブレス(キューバ)=12秒87=とデビッド・ペイン(13秒02)、デビッド・オリバー(12秒95)=以上、米国=ら、2008年北京五輪の金・銀・銅メダリストが揃って参戦する。

 同大会は、来年の世界選手権のリハーサルとしての性格が濃いことから、世界トップクラスの選手が多数参戦することになった。競技は19日午後7時からで、男女それぞれ8種目が行われる。

キム・ドンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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