赤ちゃんを迎える心構え

血液検査の結果に一喜一憂していた私。

旦那さんとの会話にもコトあるごとにそのことに触れちゃえば、信じたくない思いからポジティブ120%な現実逃避的答えが返ってくる旦那さん。こんな時思ったこと。旦那さんのほうがポジティブで非現実的な方向に考えが行っちゃうってことは逆に弱っちいんじゃないのかなぁ、この人・・・。なーんて^^;

私は・・・

赤ちゃんを産むってことはそれなりに色々リスクがあると言うことで、100%健康で五体満足なあかちゃんが生まれてくることを疑いもなく当たり前に考えていた、そんな脳天気だった自分を自覚できて良かったんじゃないかなって、今となってはそう思っちゃうよ。

ダウン症とか、小児麻痺とか、自閉症とか・・・
1000人に一人とか500人に一人とか、公平にある可能性。

どんな赤ちゃんが生まれてきても、自分の赤ちゃんなんだから、受け止められるような心構えは絶対に必要だよね。そんなことすごく考えさせられる出来事でした。




そんな中、不動産会社のネルソンから電話が入り、2回見学に来た香港人の若い男性が、いよいよ私のアパートを借りてくれることになったそうで、受け渡しの日を本格的に決める段階になりました。

旦那さんが同郷のビジネスマンのサンプル搬入の手伝いをする見返りに航空代金を貸してもらえるということで、そのビジネスマンのスケジュール的に3月18日頃だろうという話だったので、その日程にあわせて18日までの契約にしました。
台所の家電や洗濯機はCちゃんの、香港中の印コミュに通じているんじゃないか!?な彼氏がパッパッパと引き取り先を探して下さり、後は服やソファーベッドをとりあえず入れておく、保管用の小さいフラットを探し、そこへ全ての荷物搬入・・・

その間約一週間。怒涛の7日間でしたため息


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猫と妊婦

うちのびびたん。

私が家にいるようになってからはそれまで以上にべったり^^;
そして図々しさ(馴れ馴れしさ?)満開^^;↓↓↓

ソファで膝の上にPCを乗せてゲームやら何やらやってるときにフッと「これって電磁はやばいかなぁ」と思って、ちょいと膝とPCの間にびびたんを挟み込んでみたら(要するにサンドウィッチの具の様の状態^^;)それが意外に温くってツボっちゃったらしく、それからというもの、私がPCを広げるたびに抜き足差し足で膝に近寄ってきてピトッピトッと膝に乗っかり知らん間にそこで自動的に丸まっているびびたん^^;そうかそうか、ぺっちゃんこになっちゃうっていうのにそんなにもここが好きなのかぃ顔ということでベビーの電磁波プロテクター代わりに利用しちゃっている私でした(酷い飼い主!?!?)←まぁお互い持ちつ持たれつと言うことで・・・汗

だんだんお腹も目立ってきて、びびたんにも動物の本能!?でお腹の中のベビーを感じることが出来るんじゃないか!?と思い、毎日こんな風にベビーとのふれあいの時間を作っていました。
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「びびぃ〜。べびたんと仲良くしてあげてね〜ハート



猫 妊婦。とググってみると、「妊婦は猫を飼っちゃダメ」というような内容がいっぱい出てきます。猫がトキソプラズマという菌(寄生虫?)を持っているときその糞とかにまぎれて妊婦が感染した場合、お腹の赤ちゃんの神経系に影響が及んでしまう危険性があるんだそうです。猫を長らく飼っている人が妊娠した場合ならば既にその妊婦の中にトキソプラズマの抗体があるため、問題はないのだそうだけれど、新しく飼い始めた場合、妊婦の中に抗体がなく、新しく妊娠後、トキソプラズマが身体に入ってきた場合が問題なんだそう。私の場合・・・微妙・・・。びびが最初に家に来たのは6月だけど、それからまもなく入院・・・再び帰ってきたのは11月。そして私の妊娠が判ったのは12月・・・。

自分を納得させたくて色々調べてみて、その中でも自分に好意的な内容だけをピックアップ・・・

今は猫からのトキソプラズマ感染よりもゴキブリ、ハエなどからの感染経路のほうがむしろ多い、とか、トキソプラズマは感染したばかりの猫が一番危ないため、妊婦も猫も抗体が(−)の場合が一番危ない(感染後長らく経っている猫(仔猫じゃない猫)なら大丈夫と言うこと!?)、猫の糞の始末などを避ければ心配ない(びびのウンチの世話は旦那さんの担当!)そして外からの感染が無い家猫だったら殆ど心配なし。

今から色々心配してみても精神的によくないしね^^;
びびを飼っちゃったことは変わりない事実だし、それによって何か起こっちゃったら起こっちゃったで、それもそれ・・・自分の運命だったんだな、って受け止めるしかないもんね。
できるだけ心配な気持ちになっちゃうような不安要素は遠ざけて過ごそう(来るべき時が来ちゃったらそれは避けようがなく来ちゃうんだしね^^;)と心に決めたお花畑妊婦。4ヶ月目(まる3ヶ月)の私なのでした。

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強くならなきゃ。ママだもん。

2月26日。

旦那さんの一時滞在ビザの更新の日がやってきた。
今回で何度目だろう・・・。
まだまだイミグレーションはディペンデントビザを出してくれない・・・。

相変わらずギリギリにならないと動き出せない旦那さん。
ビザ代の捻出にまたまた気分もイライラムード。

そんな旦那さんとやってしまいました。大喧嘩。

もう別れちゃおうと本気で思った今回でした。




警察の人にもお世話頂き、救急車で病院へ。
そのまま3日ほど入院になりました。

赤ちゃんのことが一番心配だったので、ドクターにはまずそのことを確認して欲しいと頼むと、ウルトラスキャンで赤ちゃんの姿を確認してくれました。

久々のウルトラスキャン。

赤ちゃんにはもう既に背骨が出来ていました。

その前に起こった事件の悲しくて痛かった気持ちが、
赤ちゃんの背骨を見られたことでちょっぴり嬉しくてホッとした気持ちになりました。

入院中、ドクターに強く勧められ、CTスキャンを撮ることになってしまいました。
CTスキャンと言えばレントゲンみたいなもので、赤ちゃんに何か起こっちゃったらどうしよう・・・と最後まで悩んでいたのですが、ドクターの「今はイイとしても将来何かの症状が出てきてしまったときにお腹の赤ちゃんも困るでしょう?もう今の時期は赤ちゃんへの影響も最小限だから、大丈夫。」との言葉に「解りました」とCTスキャンを撮ることを受け入れました。


人生初CTスキャン。


腰部に重く厚いプロテクターが敷かれ、その上に横になり、横になった私のその上にまたまた重く厚いプロテクター(これ、同じ素材のをマッチョが腕に巻いたら似合いそうな感じ)を掛け、そして、レントゲン室まで車椅子で運んできてくれた介護士と、典型的香港人って感じの白くて細っこいメガネのレントゲン技師が部屋を出て行ったあと、広めのレントゲン室でたった一人横たわった私は、「ベビーちゃんごめんね、ホントごめんね・・・」って涙が出てきちゃったよ。




事件の後、私のケータイも持っていったまま出てった旦那さんの所為で、友人に連絡も取れず。

外出許可で買ってきた一時しのぎの携帯に、再発行してもらったSIMを入れたら、すーぐに旦那さんからSMS。自分のしたことの重大性に気づいたか?

と、同時にCちゃんからもSMS。
これでCちゃんの電話番号だけはゲット。

Cちゃんに電話とSMSをしたら、さっそく次の日、お見舞いに来てくれたよ・・・涙、涙。



退院後、改めて警察へ行く羽目に。
なんだかコトが大げさだ。でもそのぐらいおっきなことだったってコトだったんだ、今回のは。


香港はDV被害に対して政府が協力にサポートをしているようで、今回の私の件も、過剰なまでの保護がついてきた。
警察に届けられたDV事件は自動的に社会福祉士に連絡が行くらしい。社会福祉士の手厚い電話インタビューが待っていた。そしてDV被害者の駆け込み寺を紹介される。行くも行かないも本人の自由らしいけど。そして入院中は心理士のカウンセリングが無料だったり、私の入院事実を抹消して、私本人が教えた人にしか私がここに入院していることが解らないようになっている、みたいな処理をしてもらえる手続きを取ることが出来たり・・・。

日本でDV被害にあったことはないのだけれど、多分香港は日本よりもずっとDVと言うことに関してはナーバスに、丁寧に、対応してくれる社会なんだと思いました。


私の担当の警察、いや、刑事は、長塚京三刑事と哀川翔刑事だった。長塚京三刑事はリアルに長塚京三が刑事役になった感じ。哀川翔刑事は緑色のトレーナーにデニムパンツで、お茶らけた片言日本語を話す、やっぱりリアル哀川翔風な刑事でした。
そんな二人の刑事と、台湾系らしい日本語がとっても丁寧な紳士風の日本語通訳のおじさん。
3人と私で取調室。喧嘩の時の状況を事細かに思い出す事情聴取の時間でした。

けどあんまり思い出せなかった。
頭いっぱい叩かれたからか、嫌なことは忘れちゃおうとする生理的な本能からか、細かく思い出せなかったんだ。

その翌日、おとり作戦。ちょっと心は痛んだけど。
その後旦那さんは2日ほど警察にお泊りさせられちゃったらしい。





旦那さんのことも大変だったけど、その時の私は、赤ちゃんのことをちゃんと守ってあげなきゃと言う気持ちの方が勝ってたから、へこたれたり沈んだりしてられない、次に何しなきゃいけないんだろうということしか考えられなかったというのが本当のところ。

Cちゃんには「強いな」なんて言われちゃったね^^;


退院、警察での事情聴取のあとは、それより前よりももっともっと積極的に不動産屋さんにお願いしてアパートの次の借主を早く探してもらえるようにプッシュしたり、大きな電化製品や家具を引き取ってもらえる先を探し始めたり、帰国に向けて精力的に動き始めました。


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ある日、ある朝、突然に

2月13日。寝たきり生活一週間。

寝覚めたら、なんだか世界が違ってたよ!








突然ムックリ起きだして、
カレーパウダーと小麦粉とバターなんか炒り始めちゃった私。

ええ!?何?(笑

悪阻が酷くて、ゼリーと桃の缶詰とヨーグルトとプチトマトしか受け付けなかったのに、いきなりカレーなんて作り始めちゃったって・・・何なに!?この変化!!!ニヤニヤ





この日、ぱったりと。
朝起きたらいきなりに。

前夜までのデロデロ気分が消えてたよ。

この日、この朝。
私の悪阻は終わったみたい。

13週目の朝でした。


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寝たきりの一週間

随分長らくご無沙汰しちゃってました汗

前回の記事の後、色々とありました。

2月6日。何となく予想は出来てはいましたが、諦めるのは戦わずして負けるみたいで嫌だったので、毎朝早く出勤したり、悪阻の気持ち悪さを他の人に悟られないように頑張って仕事に望んでは見ましたが、

会社と言うところは、一度決めたことはどうしても決行しなければ気がすまない場所らしく、私がどう頑張って警告ポイントを自信を持ってクリアできたとしても、私の重箱の他の角を突付いてきました。

もう悪阻を我慢する毎日が本当に辛かったので、悔しい気持ちも本当に溢れんばかりでしたが、それより何より身体を休ませる時間が出来る安堵も無きにしも非ずでしたが(・・・とは今だから言えるんですけどあせあせ)解雇の後、二日ほど取り乱してみた後、まるまる一週間の間、ベッドの上で過ごしてしまいました汗

もう兎に角ただただ爆睡・・・。
これから先どうしていいかわからなかったので、現実逃避も入ってたかもです^^;

そんな寝たっきりの一週間の間、
しばらく新しい仕事が忙しすぎて全然ご無沙汰しちゃってた方々から次々電話があって(みんな私がクビになっちゃったなんて知らなかったはずの全くつながりの無い方々同士なのに、なぜかこの時期偶然にもお電話・・・こういうの虫の知らせって言うのかな!?)なんかこういう時って「お友達ってありがたい」って本当に思いました。Tさん、Mさん、Cちゃん、マダムK子さん・・・本当に感謝感謝でしたうぁぁん

一瞬真っ暗になっちゃったけど、そんな風にお友達やお世話になっている方に支えてもらって、一週間後には何とか次のことを考えなくっちゃ!と気持ちを切り替えることが出来ました。

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