2010/04/30
ことの始まりは四年前の三月 by 六十三郎
ことの始まりは四年前の三月、
ジョルジュサンクパリの「ル・サンク」での朝食。
「パリの朝はクロワッサンと暖かいカフェオレで始まります。」
昔のネスカフェのCMを覚えていましたから、
パリの初日は当然カフェクリームにプレーンオムレツ、
ヴァケット二切れほどを食することにした。
「なるほど!」と唸らせる充実感を味わったその後、
さあ今日一日のスタートと思って意気揚々と立ったのは良いが、
おなかの中に異常な重たさを感じる。
時差ボケで体内調整がまだうまく働いていないのかとも思ったが、
食べた量とこの感じがあまりにもバランスがおかしいと思い、
同伴の妻に聞いてみると、彼女もどうも私と同じ具合みたいだ。
原因は朝食の中身か!
つづく…