ある一枚目の瞳に傷を持った男が観た夢の話。(42日目)
March 13, 2010
ざらついた風が吹いていた夜。
僕は夢の中で彼等と。
会った。
傷ついた一枚目の瞳を通して。
常に猫背の男:何だか暗いな。
常に猫背の男:焦点も合ってない。
常に猫背の男:傷ついた一枚目の瞳じゃ。無理も無いか。
常に猫背の男:どこかでお会いしてませんか?
常に猫背の男:ひょっとしてナカハラさんでは?
九分九厘ナカハラの男:ん?私?いや。
五分五分でうぃりあむの男:私の名はうぃりあむと言うんだよ。人違いだな。
常に猫背の男:そうでしたか。何だかあなたもどこかでお見かけしたような。
五分五分でうぃりあむの男:あ、君。忘れ物だよ!
常に猫背の男:え?
五分五分でうぃりあむの男:そのスパゲッティだよ。
九分九厘ナカハラの男:この間も君はどこかで忘れてたよ。
常に猫背の男:あ、これか。そういや忘れました。満月の裏側で。すいません。
脳みそさん:おい!俺はスパゲッティじゃねぇよ!お前の脳みそだよ。馬鹿たれ。
九分九厘ナカハラの男:ふふ。そういや君はぴあそらは好きかい?
常に猫背の男:えぇ、あなたに教えて戴いてから毎日のように聴いてますが。ん?だからやはりどこかで会っている気が。。。。。。。
九分九厘ナカハラの男:そりゃ、良かった。また君のそのスパゲッティにあった音を送信しておくよ。
脳みそさん:俺はこいつの脳みそであって。決してスパゲッティじゃないんだよな。。。。。
九分九厘ナカハラの男:では。また汚れちまった悲しみで。
夢の中で確かに二人に会った。夢か。夢なのだろうか。。。。。。。夢だな。確かもう一人いたはずだが。想い出せない。凄く奇麗な瞳をしていたなぁ。昨日も。。。。。。。。。数時間前の話だ。
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