ある「運命」の言葉を響かせようとしたら「運命」の言葉に翻弄された男の話。(92日目)
May 1, 2010
始まりがあれば。
必ず。
終わりが来る。
って事は。
また始まる訳だ。
いつもの色の。
いつもの靴を履いて。
いつもと同じ道を。
また歩き始める。
それだけだ。
たった。
それだけの事だ。
そう。
今日は「運命」の告白である。
誰かの言葉を。
拝借する。
「うばい合えば足りぬ。わけ合えばあまる。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「人生はアップで見ると悲劇だが、ロングショットではコメディだ。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「みんなが考えているよりずっとたくさんの幸福が世の中にはあるのに、たいていの人はそれを見つけられない。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「笑いのない日は無駄な一日である。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「人が死んだあとにのこるものは、集めたものではなく、与えたものである。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「すぐれた魂ほど、大きく悩む。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「ないもの以外、すべてある!」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「淡々と過ぎていく普通の毎日が幸せの本質です。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「何をしたいのか。明確になった途端に、何かが起こる。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「小鳥が空を飛ぶために創られているように、人間は幸福になるために創られている。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「不幸はね、貯まったら幸せと交換できるんだよ。」
そうだろうか?
誰かの言葉を。
拝借する。
「ラストシーンから書く。」
春:。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そうだろうか?
春:これと。
春:これと。
春:これと。
春:これと。
春:これと。
誰かの言葉を。
拝借する。
「見えないところをきれいにすると、見えるところが光りだす。」
そうだろうか?
春:。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
春:あ、光った。。。。。。。。。。。。。。
あ、何か見えた。
眠らない街で。
光も感じない。
音も感じない。
香りも感じない。
そんな人に「運命」の言葉。
伝わるのだろうか?
春:伝わるよ。
ねぇ、ひすいこたろうさん。
ひすいこたろう:伝わるよ。
春:さ、いつもの靴で。また歩き始めるよ。
少し肌寒くなったら。
その時に!
誰かの言葉を。
拝借する。
「ありがとう。」
またラストシーンから書き始めるのだ。
「運命」の言葉。
「ありがとう。」
春:ま、信じてみようかな。
special thanx:hisuikotarou
takahiromiyashita .