ある出会った頃のようなKISSが想い出せたならの話。（３５日目）
March 6, 2010
幸福な朝食が過ぎ。確実に退屈な夕食が僕を待っているはずだった。
ある満月の夜を眺めていた男４人そして巨人１人の話である。
南西X２８の男：本当は幸福な夕食の時間を過ごしてませんか？
満月の真下に射た男：フェンダーギブソンはおもちゃじゃないんだよ。
南西X２７の巨人：ヨッ！
南西X２８の男：ジャンケンポン！あいこでしょっ！
満月の真下に射た男：みんな後出しじゃねぇか！
南西X２７の巨人：イェーッ！
南西X２８の男：映画監督の本当の意味って？
満月の真下に射た男：自慰行為。
南西X２７の巨人：イエーッ！
満月の真下に射た男：ノイズは無しだぜ。
南西X２７の巨人：ヨッ！
南西X２８の男：あっちはどうなんでしょう？ご機嫌なんでしょうか？
満月の真下に射た男：あの人は鳥になったよ。争いの絶えないこっちを眺めているよ。おっきな翼を手に入れたんだ。どこでも自由に飛び回れるんだ。
南西X２８の男：夜が太陽に負け、太陽が雨に負け、空が晴れたらやっぱり太陽は勝つのでしょうか？
満月の真下に射た男：真っ赤なハートは奪えないぜ！
南西X２７の巨人：ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー！イェーッ！ワォ！
満月の真下に射た男：逃げ出すより悩んで、泪を知って大人になって。
南西X２８の男：その続きは？
満月の真下に射た男：ブルースを鳴らして回すんだよ！
南西X２８の男：で？
満月の真下に射た男：ゲームオーバーさ。
南西X２７の巨人：カモォーン！イェーッ！
社会生活不適合者A：「反省」なんか俺の辞書には無い。塞ぎ込む理由などどこにも無い。勘違いだけは人一倍。笑って生きるのさ。それの何が悪い？
満月の真下に射た男：悪ぃよ！
南西X２８の男：何をそんなに怒ってるの？
社会生活不適合者A：死んだ方が世の為さ。そんな予定なんか無いけど。文句の数は人一倍。お前の話など右から左。
満月の真下に射た男：お前だ！お前もだ！そしてお前もだ！
南西X２８の男：ところで夕食は退屈なの？朝食は幸福なの？
満月の真下に射た男：おはよう。おやすみ。こんにちわ。いいだろ。イヤイヤ。さようなら。
南西X２８の男：おい！帰るのかい？
満月の真下に射た男：どうもご無沙汰。おやすみまたね。それじゃまたね。そのうちまたね。
南西X２７の巨人：今日は歩いて帰ろう！イェーッ！
南西X２８の男：あなたまた僕の横に。何故？誰なの？
南西X２７の巨人：ワォ！イェーッ。
オープンGな男：真っ暗で何も見えないよ。だってここは月の裏側だよ。ジャンケン。俺には誰が勝ったのか見えなかったし。何で後出しが？お前見えた？
南西X２８の男：実は。。。。。。。。。。。。。。。。。。
南西X２７の巨人：イエーッ。
オープンGな男：お前、忘れ物してるぞ。
南西X２８の男：え？
南西X２７の巨人：今歩いてるこの道はいつか懐かしくなるだろう。なればいい。なるだろう。きっとなるはずだ。
南西X２８の男：あなたは？誰？
幸福でも退屈でもどっちでもいいや、たいした問題じゃない。みたいな話でした。
フェンダーもギブソンもおもちゃではありません。忘れ物？ちゃんと持って帰ったようです。
あぁ、絵が無い？仕方ありません。月の裏側に彼らはいたもので。。。。。。。。。。。。。
彼の瞳には何も映らなかったのですから。満月かどうかも。真っ暗でしたから。
無意識と意識の狭間で。「愛してる」と素直に言える事。心当たりのある人いませんか？
僕にはそれが誰だか分かりますが。
南西X２８の男：僕を子供にかえしてよ。夕暮れが影を落としても。僕はずっとここにいるから。
電車は走る。走る。夕暮れが肩落とす駅に立って。影を落とし。幻想や欲望を乗せて。泪や僕を。そしてあなたも乗せて。電車は走る。走る。
ん？僕？さぁ。僕にもさっぱり。
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