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【上海万博】開催初日から過疎化! 特にひどいのは日本産業館
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【社会ニュース】 2010/05/06(木) 14:52
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5月1日から開催されている上海万博だが、正直なところ過疎化が凄まじい状況となっている。上海万博は黄浦江という川を挟んで2地区で開催されている。中国パビリオンや日本パビリオンなどのほとんどのパビリオンは黄浦江の南側にあり、日本産業館やオイルパビリオンなどは黄浦江の北側にある。
関連写真:そのほかの上海万博の日本館に関する写真(73件)
過疎化が激しいのは、黄浦江の北側である。開催2日目に実際に行ってみたところ、パラパラと人がまばらにいるものの、上海万博の開催2日目とは思えないほどの過疎化。唯一入場のために行列ができていたのはコカ・コーラパビリオンで、入場までおよそ1時間待ち。
特に過疎化が凄まじい日本産業館には行列は皆無で、人が集まっていたのは日本産業館の側面にあるたこ焼き屋やジブリのショップのみ。日本産業館内の日本郵政グループのブースには日本が開発した最新の文房具等が売られているが、ほとんど売り切れで購入できない状態になっているうえ、来場者もまばら。
上海万博の北側のメインは日本産業館なのだが、北側に人が集まらないのは日本産業館が悪いのか? まったくそんな事はなく、原因は上海万博のパビリオン配置バランスの悪さにある。
メインのパビリオンのほとんどが南側にあるため、ほとんどの来場者が南側にある地下鉄・耀華路(きかろ)駅で南側から入場する。南側から北側に行くには、フェリーなどの特定の場所から黄浦江を使用して対岸に渡る必要があるため、手間がかかる。さらに、多くの来場者が1日しか入場しないので、ただでさえ広い南側のパビリオンだけで手一杯。北側まで見学する時間がないのである。
悲しいことに、開催2日目だというのに北側のレストランはどこも閑古鳥が鳴いていた。もっと北側に注目のパビリオンを設置したり、人が集まりそうなイベントを開催する必要があると思うのだが・・・。上海万博全体でさえ来場者が少ないと言われている現状を考えると、そのうち北側に人が誰も来ないという状態になりえる。人集めの為に早い対策をするべきだが、はたしてどうなる事か・・・。
PhotobyRocketNews24Staff/写真は開催2日目のもの(情報提供:ロケットニュース24)
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