横須賀田浦地区の宅地造成開発、分譲事業を目的としてゼネコン３社の出資により設立。およそ５５０区画の大規模宅地開発プロジェクト「湘南港が丘」の事業を進め、平成１２年度から年間で約８０区画の分譲を手掛け、１７年３月期には年商約３５億円をあげていた。しかし、設立から大幅に時間が経過してからの分譲となったうえ、大規模プロジェクトとなったことで事業計画が大幅に遅れ、赤字含みの決算が続き大幅な債務超過に至っていた。

　こうしたなか、１９年３月期決算で分譲事業はほぼ終了、その後は清算に向けた動きを進め、２２年３月１５日には株主総会の決議により解散し今回の措置となった。

禁・転載・複写